ジャニーズ事務所の陰湿ないじめで解散に追い込まれ、さらにバラバラにされようとしているSMAP
「SMAP解散」緊急取材記事、前編では、「解散は香取慎吾のせい」というスポーツ紙の報道が木村拓哉を守るために仕掛けたジャニーズの狡猾な情報操作であることを指摘した。
事実、中居正広、香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の4人はけっして、自ら望んで解散の意思表示をしたわけではない。そうせざるをえない状況に追い込まれていた。具体的に言うと、4人は独立騒動から半年の間、ジャニーズ事務所によってじわじわと仕事を干しあげられる、という仕打ちを受けていた。
「独立騒動は表向き、あの『SMAP×SMAP』での公開謝罪で決着がついたということになっていましたが、メリー喜多川副社長と藤島ジュリー景子副社長は、一時でも飯島(三智マネージャー)さんと行動を共にしようとしたSMAPの4人を許したわけではなかったということでしょう。この間の扱いは、4人をやめさせようとしているとしか思えない、まさに飼い殺しと呼ぶにふさわしいものでした」(ジャニーズ関係者)
こういうと、「テレビを見たら今も4人とも出てるじゃないか、どこが仕事を干されているのか」と思うかもしれない。いや、さすがに、ジャニーズも今、メンバーが出演しているレギュラー番組をおろすというような露骨なことはしない。そんなことをしたら、ファンから反発を受けることは必至だからだ。
そうではなく、ジャニーズはこの間、4人に新しい仕事をほとんど入れていなかったらしいのだ。
ドラマがいい例だ。SMAPメンバーの多くは、1〜2年に1回はドラマに出演しており、実際、木村拓哉については、来年1月からTBSの日曜劇場に主演することが決まっていた。「医療ドラマで医師役」「タイトルは『Get Ready!!』」などと具体的な情報も流れていた。ところが、他のメンバーについては、そういう話が聞こえてこないのだ。
草なぎ剛は今年1月期に主演した『スペシャリスト』(テレビ朝日系)が、昨年同枠で放送された木村の『アイムホーム』(テレ朝系)を上回る高視聴率をマークする回もあるなど、俳優として高い評価を受けているにもかかわらず、新しいドラマの話が一向に進んでいない。