「女性自身」の記事だけではない。多くのメディアが飯島氏に対し「憔悴しきって雲隠れ」「業界追放」「再帰不能」などこのまま芸能界から手を引くことが決定事項のように伝えている。たとえば、1月21日付のスポーツ報知は、芸能プロ幹部のコメントとして、4月から知り合いの紹介でIT関連企業に取締役として就任する可能性と、以前から構想を持っていた幼稚園経営に乗り出すという具体的な情報を伝えていた。
「IT関連企業とはサイバーエージェントだといわれています。飯島氏のこれまでの手腕を買って社外取締役に就任するという話が水面下であったようですからね。また幼稚園経営に関しては、SMAPのアルバムデザインなどを手掛けたアートディレクターの佐藤可士和氏の関係から出てきた話でしょう。佐藤氏は2007年に立川の幼稚園のブランディング、デザインを手掛け大きな注目を浴びました」(芸能事務所関係者)
飯島氏はこのまま、何も言わずに芸能界を去ってしまうのか。実は、飯島氏はジャニーズ事務所から、騒動については一切喋らないという一筆をとられているとの情報もある。
「週刊文春」(文藝春秋)1月28日号でジャニーズ事務所顧問・小杉理宇造氏が飯島氏の扱いについて、当初は解任する予定だったが、辞任、退職扱いにしたことを明かしたが、この過程で、「今後、一切メディアに出ない」ということを約束させられたのではないかといわれているのだ。
だが、本サイトにはまったく逆の情報が入ってきている。飯島氏はあの出版界の大物の依頼で、告白手記を出すのではないか、というのだ。
「飯島氏は昨年8月頃から独立に向け、芸能界の大物やテレビ局出版関係者と密かに接触していたそうです。しかしその多くはジャニーズ事務所を恐れ飯島氏の後ろ楯や協力を断っています。そんな中、幻冬舎の見城徹社長だけが飯島氏にアプローチ。そして、本の出版企画が急ピッチで進んでいると言われています」(出版関係者)
幻冬舎の見城社長といえば、「顰蹙は金を出しても買え」がモットーで数々の話題の本や暴露手記を出版してきた。また、バーニングの周防郁雄社長との親しい関係は有名だが、ジャニーズ本体とはほとんど付き合いがない。見城氏の性格から考えると、十分あり得るだろう。
「ただ、ジャニーズとの関係で、飯島さんが実名で暴露本を出すというのはむずかしい。匿名の形で、ジャニーズ告発本をつくるのではないかという話もありますし、逆に、告発とはまったくちがうSMAP愛を語るような本を出す可能性もあります」(同前)