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辛坊治郎パワハラ疑惑で坂上忍、木村太郎がトンデモ擁護連発!「責任感あったら、コンプラ行かない」と被害女性を非難も

「週刊文春」が辛坊氏のパワハラ疑惑に関する日テレの社内報告書の内容を報じた16日の放送も、ひどかった。

 この日、タレントの楠田枝里子と東大出身の女性芸人・石井てる美がゲストで出演してたのだが、彼女たちは女性目線で辛坊氏のパワハラについて批判した。

楠田「問題を深刻にしているのが、パワハラであると同時にセクハラでもあるんですね。もし相手が女性でなかったら、ここまで汚い言葉で追及したり、罵ったりしなかっただろうし、執拗に責め立てたりはしなかったかもしれませんね。圧倒的な男性優位社会であるこの日本においては、女性は常にセクハラとパワハラが表裏一体となった状況で責められることが多くてね、とても悩んでるんですよ。今回文春さんが、こういう記事を掲載してくださって、こういう状況があります、この日本でこんなことが起こっていますということを明らかにしてくださったのが、そういう悩んでいる女性たちの力にもなるだろうなと思いました。一昔前までは声に出せなかったですから。泣き寝入りするか、消されるか、どっちかでしたから」

 楠田はパワハラであると同時に女性の立場の弱さという性差別の問題があるという重要な指摘をするのだが、坂上は楠田の発言を半ば遮るように芸人の石井てる美に話をふってしまう。

 石井が「やっぱり見てて、ん?と思うのが、壁ドン」と話すと、坂上はなぜか笑いながら「壁ドンなんだ(笑)」と小馬鹿にする(楠田の前に発言した薬丸が同様の指摘をした際は笑ったりしないで、普通に会話していたのだが)。

 石井は、壁ドンの話を続けた。

「だって、壁ドンって女性をドキッとさせるために男性がやることじゃないですか。追い詰めて」
「精神的に相手を緊張させる、心拍数あげるための行為を、こっちの文脈でされると、たとえ言ってることが筋通ってて、辛坊さんがおっしゃってることが正しいとしても、別の圧が加わるし」

 壁ドンという行為のそもそもの暴力性について指摘した石井は、さらに辛坊氏が自らを「出入り業者」と主張している問題にも踏み込んだ。

「あともうひとつ、これは辛坊さんお認めにはなってないですけども、『お前』ってずっとおっしゃってるのが気になってるんですね。自分は出入り業者だから、立場的には下だっておっしゃってましたけれども、下だったら絶対に『お前』って言葉、絶対に使えないはずですし。局の方と、辛坊さんのような有名な大物司会者の方が、もしかしたら人事権というものは局の側にあるかもしれないですけれども、パワーっていうのは圧倒的にこのような有名な大物司会者の方、お持ちじゃないですか、テレビの世界って」

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