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松本人志が安倍首相との食事会で主張した「割り勘」は嘘だった! 東野が今頃「フジと向こうで折半」「我々は一銭も払ってない」

 いずれしても、松本らが当時、支払いをきちんと把握していなかったのは明らかで、これでよくもまあ「割り勘」などと胸を張って説明していたものではないか。

 しかも、今回も松本は東野の「我々は一銭も払っていない」という説明にまったく異論を挟むことなく、東野が「隠してるように思われるのも違うし。芸能人と政治家は難しい」と話を振ると、「とくに日本は難しいですね、立ち位置が」などと被害者ヅラで同調していた。

 芸能人と政治家の関係は難しいって、いったい何を今さら言っているのか。当初松本が説明していたように「割り勘」であったとしても、そもそも、ジャーナリストや情報番組のMC、コメンテーターが取材でもないのに、政治権力者と仲良く会食するということ自体、倫理的にありえない話だ。難しいも何も、会食など断ればいいだけの話だろう。

 しかも、松本らは会食にホイホイ応じただけではなく、その前に『ワイドナショー』で、選挙期間中に安倍首相を番組に呼んだり、安倍政権のPRに積極的に協力してきたのだ。松本自身も安保法制に大賛成し、共謀罪に対する批判の声を「冤罪があっても仕方ない」と打ち消したり、閣僚スキャンダルに対して全力で擁護してきた。

 会食後もその姿勢はまったく変わっていない。この日の松本も、「桜を見る会」問題だって、松本は「突っ込まれますよね〜」とか「周囲に止める人はいなかったのか」とか言うだけで、安倍首相のことは一切批判しなかった。

 安倍首相はこうした報道姿勢への感謝と「今後もよろしく」という意味で松本らを食事に誘ったのであり、そんな誘いにホイホイ乗っかったのだから、「安倍応援団」と見られることも、批判を受けることも、当然だろう。

 それは「桜を見る会」に参加していたほかの芸能人たちだって、同じだ。

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