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三浦瑠麗に自民党山口県連から「54万円」、党本部の8万円とは別に高額講師料が! 田崎史郎にも計38万円

 本サイトは、田崎氏についても三浦氏と同じく、昨年11月9日に自民党本部が「遊説及び旅費交通費」の名目で8万3780円を支出していたことを報じた。
 
 ところが、自民党宮崎県支部連合会の政治資金収支報告書を確認すると、こちらでは10月24日に「政治資金パーティー開催事業費」の「講師料」として、田崎氏に30万円が支出されていた。自民党本部からの支出と合計すると、38万3780円である。

 田崎氏は9月23日に自民党宮崎県支部連合会が主催の「政経セミナー」で講演をおこなっている。田崎氏が受け取ったのはこの講演のギャラであり、講演料30万円は宮崎県連から、旅費交通費8万3780円は本部から支払われたということではないだろうか。

 さらに田崎氏の場合、2016年分の収支報告書でも、同様の構図の支払いがあった。2016年5月9日に自民党本部が6万8980円を田崎氏に支出しているのだが、その少し前、同年4月25日に自民党鳥取県連が、「組織活動費(青年部・局対策費)」の「合同大会講演料」として18万340円、「組織活動費(女性局活動費)」の「合同大会講演料」としても同じく18万340円をともに支出していた。田崎氏は4月24日に開かれた自民党鳥取県支部連合会の青年部・青年局・女性局・合同大会で講師として講演しており、これも合計42万9660円が旅費と講師料が別々に支払われたということだろう。

 それにしても、自民党はなぜ、1回の講演について、旅費を本部から、講師料を県連から、というような複雑な支払い方をしているのか。この点について、事実確認も含めて自民党本部に電話およびFAXで問い合わせたが、回答締切日から丸1日以上待たされた挙句、「インターネットの独立系報道メディアからの取材への対応につきましては、検討中につき、今回は回答を差し控えさせていただきます」(会計課担当者)と取材拒否だった。
 
 党総裁である安倍首相が『真相深入り! 虎ノ門ニュース』や『言論テレビ』などの“ネット独立系報道メディア”に嬉々として出演しているのに、一体何を言っているのだろう。それとも、何か答えられない理由があるのか。

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