2007年の参院選後に丸川氏と話したことがあるというマツコ。だが、組閣時の写真で安倍首相の背後で微笑む丸川大臣をみて、「エッ!? 丸川さんって、こんな笑い方する人だったっけ!?」と思ったという。マツコはこのように綴っている。
〈テレ朝時代の丸川さんのこと、アタシけっこう好きだったのよ。女子アナ・ブームにも踊らされていなかったし、女性蔑視的な発言をする人に対してはっきりと反論するという話も聞いていたの。〉
〈だから、自民党から参院選に出馬するって聞いたときも、「あっ、自民党にもこういったタイプの人が入って、新しい面を見せてくれるような時代になったんだ」と思っていたの。
でも、結果は──。これまでの自民党の歴史の中でも最高峰のホステスぐらいの仕上がりになっていたからね。〉
マツコはこのコラムを、〈丸川さんがこのまま順調に出世して、もし巨大な権力を握った時、「いままでのことは、ウッソで〜す」とかベロを出して、狸ジジイたちを全員政界から抹殺するぐらいのこと、してくれるんだったら、「たいしたタマね」ってなるんだけど〉と言って、丸川氏へのほのかな期待を捨てきれないと締めていた。
はたして、それから2年以上の月日が流れた。丸川珠代は国会で醜悪な誘導尋問を繰り出している。その目は私たちのほうには向いておらず、安倍首相に釘付けだ。マツコの「一縷の望み」が現実になる日は、おそらく、永遠にやってこないのだろう。
(編集部)
最終更新:2018.03.29 07:04