「江戸時代とかね? 江戸時代とか中国ならわかるんですけど、日本の社会で、そんなことが一般的には、われわれ一般人の感覚としても嘘だろ! それそりゃ江戸時代の話だろ!と思うぐらいの話じゃないですか。それを官僚がやるっていうことがね、それを配慮しましたっていうことがわざわざ出すっていうことがどういうことを意味しているというのがわからないんですよ!」
いやはや、わからないのは北村センセイの頭の中である。
これにはMCの安藤優子も「えっ? 何が江戸時代なんですか?」と困り顔。すると北村センセイは「あ、つまり、印籠出したからみんな“へぇへぇ”となると。昭恵夫人が名誉校長になったからそこには十分配慮するんだってこれは江戸時代の話じゃないですか」と珍言を重ね、あまつさえ「そうじゃないんですか日本社会っていま!?」と逆上。しまいにはサバンナ高橋から、なだめられるようにこう諭されてしまったのである。
「それやのに、こういうことがあったから、結構こうやって問題になってるということではないんですかね。普通やったら絶対ありえへん江戸時代のような忖度が、実際こうやって行われて、安く土地を手に入れて小学校建てようとまでしてたから、こうやって問題になってるということじゃないんですか」
いや、サバンナ高橋の言う通りとしか言いようがないのだが、その後も北村弁護士は意味不明な政権擁護を連発。麻生太郎財務相の責任問題についても、全部の責任を官僚になすりつけて麻生大臣を被害者に仕立て上げようとした。
「ただまあ財務大臣の立場に立って考えると、やっぱり官僚に嘘つかれたんすよ。書き換えなんかしてないって言って嘘つかれてんすわ。で、それに対して怒ってこれを改革できるならこのまましばらく改革でもやってほしいし、できないならやめてもらったほうがいいんじゃないかと僕は思いますね」
が、すぐに安藤が「でも、改革は別の人でもできるんじゃないか」と一蹴。北村センセイは「いや、別の人ができるならいいんですけどね」と捨て台詞を吐くのが精一杯。これほど簡単に論破される弁護士って……なんともトホホではないか。