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安倍首相の“トランプ接待”が欧米メディアで嘲笑のネタに! コルベアも「アベがトランプにBFFメッセージ」と皮肉

 その後もコルベアは止まらない。赤坂の迎賓館で安倍首相とトランプが鯉に餌をやっている場面にかぶせて、「鯉の餌やりというのは日本の伝統的な茶道のようなもので、その作法は瞑想的な……」などと文化背景を解説してみせるのだが、周知のとおり映像では肝心の日本首相が升をひっくり返して餌をドバー。続けてトランプもドバー。

 さらに、例の“ゴルフ外交”のあと安倍首相が、アイゼンハワーの言葉をもじって「さらに2度もゴルフをするのはよほど好きなやつとしかできない」とおもねったのを紹介して、こんなことまで言って爆笑を誘ったのだ。

「Alright, Shinzo, leave a few of the strokes on the golf course.」

 実はこれ、ダブルミーニングを使った極めて痛烈なジョーク。というのも、ゴルフのストロークはクラブを握って降る動作のことだが、英語のstrokeは撫でたりしごいたりする、すなわち卑猥な行為の意味もある。ひっきょう意訳すれば「シンゾーは昼にトランプとゴルフしたけれど、夜はまだまだ“握り足りない”みたいですね」というふうな揶揄なのだ。

 こうしたアメリカンジョークがお笑いとして面白いかどうかは別にして、欧米の報道やニュースショーを見てわかるのは、安倍首相のトランプに対するおもねりの言動が、普通の市民感覚で滑稽きわまりないという事実だ。実際、『ザ・レイト・ショー』でも、コルベアが何か突っ込む前に、安倍首相の言動が普通に紹介された時点で、スタジオでは、笑い声が起こっていた。

 翻って、日本のマスコミはどうだろう。安倍首相の失態はほとんど報道されず、みっともないやりとりもまったく批判されなかった。

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