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田崎史郎が“大義なき解散”に珍擁護連発!「大義は安倍政権の力を強めること」「ミサイル発射は数日前にわかる」

 『モーニングショー』に出演する田崎史郎・時事通信社特別解説委員


 突如もち上がった今月28日の臨時国会冒頭での衆院解散の動き。安倍首相は今週末にアメリカから帰国するが、その週明け25日に解散の事前表明の記者会見をおこなうと見られている。

 しかし、今回の解散に大義などないことは明々白々だ。安倍首相が「熟読しろ」と言う御用メディアや安倍応援団すら、解散の理由や選挙の争点について、「消費税率10%への引き上げで全世代型社会保障に目指す」「北朝鮮へ圧力強化継続」「憲法に自衛隊明記」「すでに施行された安保法制の是非」などなど、てんでバラバラのことを主張。ようするに、安倍応援団が一生懸命忖度しても、解散の目的がよくわからないのだ。

 そんな安倍応援団ですら困惑するなか、嬉々として安倍首相に代わり詭弁を垂れ流しているのが、ご存じ“政権の広報係”である田崎史郎・時事通信社特別解説委員だ。

 昨日から田崎氏は、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)、『ひるおび!』(TBS)、『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ)、『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)など各局のワイドショーをはしご出演。国会の冒頭解散については「99%間違いない」と断言し、その上で、「解散の大義は?」という質問に、こんなことを言い出した。

「大義は、安倍政権の力を強めること」
「経済政策を推進する上でも、ここで一回力を得て、信任を得たいと。信任を得ることが力になっていく」(『ひるおび!』18日放送での発言)

 いつものこととは言え、「安倍首相ガンバレ」脳とはここまでご都合主義を正当化できるものなのか……と呆れて開いた口が塞がらない。

 今回の解散に大義などなく、結局、北朝鮮情勢によって支持率が回復したことと、森友・加計問題を臨時国会で蒸し返されたくない思惑があったところに、民進党内部のゴタゴタが起こったため一気に解散を決めたということは、小学生でもわかるだろう。

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