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ローラが所属事務所に契約終了を申し入れ! 奴隷契約トラブルを完全無視するワイドショーは芸能界悪質契約の共犯だ

 今週発売の「週刊文春」(文藝春秋)2017年8月17日・24日合併号に、ローラが所属プロダクション社長からまるで奴隷のような扱い受け、うつ病寸前の精神状態にあるという衝撃的な記事が掲載された。

 彼女が所属プロとトラブルを抱えているという噂は、今年6月、彼女がこのような文章をツイッターに投稿した直後から広がっていた。

〈ローラ最近裏切られたことがあって心から悲しくて沈んでいるんだけど、わたしは人には絶対にしない。頑張って立ち向かって、たくさんの人にハッピーをあげたい。がんばるまっててね‼〉
〈そして家族や兄弟を大事にしようね。いま誰のことも信じられないないくらい怖いんだ。でもねお兄ちゃんが守ってくれているのありがとう。〉
〈黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない。〉
〈10年の信頼をかえしてください。でも、もういいの。苦しみを味わっただけ、人は強くなれる。〉
〈リスペクトをしあうことは物凄く大事なことだとおもう。〉

 今回、「文春」の記事によって、このツイッターで言及されている人物が所属事務所・LIBERAの代表取締役である羽布津康史氏であることがわかったのだ。

 羽布津氏とローラの関係は、2007年に羽布津氏が当時17歳だったローラを渋谷でスカウトしたことから始まる。その後、ローラはモデル、そしてバラエティタレントとして大ブレイクし、それとともに小さなプロダクションだったLIBERAも急成長をとげた。まさに一心同体の関係だったわけだが、そんな相手にローラがこんなツイートをしてしまった理由は、いったい何なのか。

「週刊文春」ではローラの親友がその理由を語っているのだが、それによると、7年前、ある男性クリエイターが彼女を食事に誘ったことを知って羽布津氏が激怒。ローラの自宅まで押し掛け、部屋の壁を殴って穴を開けたうえ、こんな契約書へのサインを強いたのだという。

〈本契約の有効期間は二〇一〇年七月一日から二〇二〇年六月末日までの満十年間とする〉

 10年という長い契約期間に加え、契約満了を迎えても自動的に10年契約が更新される仕組みになっており、また、たとえローラ側が契約更新しない旨を事務所に明示しても、事務所サイドの了解がなければ契約を解除できないという一方的なものだった。しかも、契約終了しても、その後2年間の芸能活動は禁止される内容だったという。

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