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レイプ報道の安倍応援団・山口敬之が“セカンドレイプ”的反論! それに昭恵夫人がなんと「いいね!」を

 だいたい、昭恵夫人は、2012年に日本人で初めてミス・インターナショナル世界大会で優勝した吉松育美氏が、芸能プロダクション「ケイダッシュ」の谷口元一氏からストーカー行為を受けたとして被害を訴えていた際、「吉松さんと一緒に闘う」と全面擁護を宣言。そのとき、昭恵夫人はこう述べていた。

「マスコミの皆さん、特定秘密保護法の批判をするのなら、彼女のことをきちんと報道して下さい。全ての女性のために吉松さんと力を合わせていきたいと思います」(Facebookの投稿、2013年12月25日)
「今回、主人が総理になってから、女性がもっと輝ける社会をつくっていくために取り組んできた。そんな中で、彼女の問題が闇に葬られてしまっては絶対に良くない」(「週刊文春」2014年2月27日号/文藝春秋)

 昭恵夫人はこのとき、絶大な権力をもつ芸能プロダクションの顔色を伺って問題を記事にしないマスコミに苛立ち、“女性の味方”としてアピール活動を行っていたのだ。

 なのに、今回、昭恵夫人は、レイプという人間の尊厳を奪う暴力を告発する女性の声には耳を傾けず、自分や自分の夫を庇ってくれるジャーナリストの主張に「いいね!」と賛意を示すのである。

 森友学園問題によって、昭恵夫人の振る舞いは夫の権力を笠に着た無責任かつ自分本位なものだったことが露呈したが、「全ての女性のために」などと口では言いながら“身内”が引き起こした性暴力疑惑には擁護を決め込む今回の一件によって、さらに昭恵夫人の本質が明らかになったと言えるだろう。山口氏は無論、昭恵夫人の態度も、到底許せるものではない。

最終更新:2017.12.01 05:01

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