まず、鶴保は2015年4月3日にシェラトン都ホテルで「鶴保庸介くんと語る会 東京」なる政治資金パーティを開いているのだが、この際、Aが代表をつとめる会社が100万円、さらにA買収のホテルと同じ所在地の会社役員の女性が100万円を購入している。
2015年10月9日にスイスホテル南海大阪で開かれた政治資金パーティー「鶴保庸介くんと語る会 大阪」のほうでも、同じ名義でそれぞれ、150万円と50万円のパー券を購入の記載がある。
これらも上限150万円を逃れるための名義偽装である可能性は高いし、しかも、こうした別名義を駆使したパーティ券購入を継続している裏にはやはり、鶴保の事務所との共謀や補助金の見返りがあったとしか思えない。
鶴保は、自民党観光立国調査会の事務局長となり、外国人観光客向けの免税対象品目拡大に取り組んだ時期に、やはり利害関係者である免税店社長から自社の役員名義で購入代金100万円のパーティ券を受け取っていたことも明らかになっている。しかも、この会社社長が前年に法人税法違反容疑で逮捕されていた。この会社社長は件のNPO副代表からの紹介でパーティ券を購入していたことがわかっている。
まさに政治とカネの疑惑まみれ。土人発言擁護だけでも十分辞任に値するのに、こんな大臣のクビも切らず、重要な沖縄対策を任せている安倍政権は国民をなめているとしか思えない。
(編集部)
最終更新:2016.11.26 02:51