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慶應レイプ事件も! 東大生集団わいせつ事件加害者たちの女性蔑視と選民意識が法廷で明らかに

 実際、Bは裁判でもこんなことを語ったという。

〈私の女性観ですが、(近づいてくる女性は)個人的に私を好いてくれるのではなく、下心があって近づいてくるのではないかと。そういう人たちに対して苦手意識、軽視する気持ちがありました〉

 こうした女性蔑視の考えは、松本被告だけに限ったものではない。主犯格のAもまた9月5日の第2回公判でこう証言していた。

〈やはり自分の中で被害者を軽んじる気持ちが強かったことと、場の雰囲気で自分の行為が、許されるんじゃないかという甘い考えがあったと思います〉 

 自分たちは女性をオモチャにしても許されるし、最初からそのつもりだった。東大生の口から出た、人を人と思わぬ卑劣きわまりないこの言葉は、今回の事件を象徴するものだろう。

 さらに東大生である加害者らは、“学歴”によって女性たちをランク付けし扱いを変えるという、卑劣な差別をしていた。事件の現場となったマンションの住人で強制わいせつ罪だけで起訴された4年生のC(当時22歳)は被告人質問でこんな証言をしたという。

〈仲間の間で女性をモノ、性の対象として見て人格を蔑んでる考え方が根本的にあったと思う。大学に入学してサークルなどで他大学の子と接して、彼女らはアタマが悪いからとか、バカにして、いやらしい目でばかり見るようになり〉 

 記事には東大生男子が、女子を大学で差別し、頭が悪ければ悪いほど、人間としての価値が下がるなどという、身勝手な考えが記されている。例えば彼らのなかで上位とされる東京女子大や日本女子大は“カノジョ要員”、真面目なお茶の水女子大は“友達要員”、大妻女子は“コンパ要員”“セックス要員”、そしてその他ランク外の大学は“ネタ枠”などと差別化していた。そんなグロテスクな選民意識で、被害者女性を侮蔑し、オモチャのように弄び、嘲った。

 事件の背景にあったこうした加害者たちのグロテスクな差別意識、選民意識を、その後、被害者女性もイヤというほど思い知らされたのだろう。学部生であるAとCとの示談の条件として“東大自主退学”を求めたことが明らかになっている。慶應集団レイプ事件の被害者が週刊誌に告発を決意したのも、自分は加害者に遭遇することを恐れてビクビクとしなくてはならないのに、一方で加害者たちはレイプに関し大学から何の処分もなく、学内で平然と学生生活を送っていることを挙げている。東大事件の被害者女性が退学を求めたのも決して理不尽な条件とは言えないだろう。しかし東大事件でも結局、AとCは自主退学を拒否し、示談にはいたらなかった。

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