小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

覚えておきたい!安保法制肯定ジャーナリスト・文化人(前編)

松本人志から日テレ青山、八代英輝まで…安保法制成立に手を貸した“戦争協力者”ランキング10位〜6位

●6位/八代英輝(弁護士・タレント)

ニュートラルキャラでおばさま視聴者をソフトに洗脳する“確信犯” でも裏では…

影響度★★★★★
犯罪度★★

 昭和のイケメン顔であることにくわえ、ソフトな語り口でおばさま人気の高い八代弁護士だが、騙されてはいけない。ニュートラルを装いつつ、そのじつ、政権をかばうことしか頭にないからだ。

 前述した憲法審査会後の『ひるおび!』(TBS)では、「私も違憲じゃないと思っていますし、法律家の中でも(同意見は)多いですよ」と自民党をフォローし、審査会当日に“たまたま”違憲の考えをもつ学者が3人揃ってしまったのだと説明した。

 さらに7月15日の衆院特別委を生中継した同番組で、強行採決という暴挙を批判するのでもなく野党が必死に反対するさまを茶化したり呆れてみせたり、先日の院特別委採決の翌日には、「安保特別委員会で野党は思う存分討論した」「自公だけなら強行採決だが、野党3党が合意しているから強行採決ではない」「(反対している国民は)国会前に(しかいない)」と与党のフォローしか口にしなかった。

 与党の圧政としか言いようのないあの採決を正当化する……それだけでニュートラルでもソフトでもないことがわかるかと思うが、事実、レギュラーだった『たかじんNOマネーBLACK』(テレビ大阪/6月で終了)では、もっと強く安倍政権擁護を繰り出していた。全国ネットでは抑えつつも、影響度の低い地方ローカルでは本性を露わにする……言ってみれば計算ずくの確信犯なのだ。

 それにしても、『報道特集』『NEWS23』『サンデーモーニング』など、ギリギリのラインで政権批判も行う(当然の話だが、権力を監視し批判を行うことはメディアの使命だ)、真っ当な報道姿勢を見せるTBSにあって、『ひるおび!』だけは安倍応援番組と化している。現に番組には安倍首相自身も生出演したことがあるし、安倍首相主催の「桜を見る会」にもMCの恵俊彰は出席したことも。そんななかで孤軍奮闘する室井佑月には、逆にエールを送っておきたい。


 ……と、ここまで10位から6位までお伝えしたが、後半では5位から1位までを紹介する予定だ。栄えある第1位にランクインするのはだれか? 奮って予想していただければと思う。
(編集部)

最終更新:2015.09.24 11:12

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。