大金持ちの高須院長は“エリウヨ”の代表例なのか?(高須クリニック公式サイトより)
〈高須クリニックは安倍政権賛成デモに参加するくらい根性のある若者を採用します。たぶん堀江さんとこもそうでしょう〉
安保法案反対デモに参加する若者たちの就職問題が話題にあがるなか、高須克弥氏がこうツイートした。自らヘリを操縦しドバイ上空を飛び、交際相手・西原理恵子氏とともにターバン姿で登場する、意味がまったくわからないCM「YES!高須クリニック」でおなじみの高須院長である。
浅香光代によく似た、いかにもお金持ちな出たがりさん……高須院長の一般的なイメージはそんなものだと思うが、じつは熱烈な“安保賛成、安倍首相支持者”としてTwitter上では有名だ。
たとえば、安保法案が核輸送を事実上認めていることに対して〈一般常識で考えればアメリカ合衆国の核兵器を同盟国とはいえ日本に委ねるわけがない〉としつつも、〈本当に委ねて運ばせてくれるならアメリカは本当に日本を信頼している証拠ではないか。運んで何が悪い!〉と豪語。冒頭で紹介したように、安保法案に反対する人びとには〈平和ボケの若者を悲しく思います!〉といい、自身も29日に行われる賛成デモに参加することを表明している。
また、韓国や中国に対しても「竹島くらい日本が制圧しちゃえばいいんだよ」「韓国の海軍なんてたいしたことないでしょ。自衛隊が本気を出せば制圧できる」「尖閣の上空を侵犯している中国の無人機だったら、警告をした上で撃ち落としてもいいじゃないの?」(「NEWSポストセブン」)と、物騒なことを口にしている。
だが、もっと恐ろしいのは、高須院長のTwitterから漏れ出している“歴史認識”だ。