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学生たちのデモ団体SEALDsにデマ攻撃と公安を使った揺さぶり…安倍政権の体質は中国共産党と変わらない!

 ……本当に、何を言っているのだろう、この人は。反論するのも馬鹿らしいほど基本中の基本だが、そもそも我が国の憲法は「思想・良心の自由」と「集会・結社の自由」を保障している。デモに参加したことを理由に、企業が就活中の学生の採用を拒絶するのは、完全に違憲行為なのだ。

 にもかかわらず、そのやってはいけない就職差別を逆利用して、学生にデモに参加しないよう脅迫をかける。これが政治に携わるものの言動なのか。

 しかし、それも当然で、小坪氏は無所属ではあるものの、自民党、それも安倍一派と深い関係がある。実は小坪氏が行橋市議に初当選した3年前、わざわざ県外から応援演説にかけつけた自民党関係者がいた。それは、現衆議院議員の木原稔氏だ。そう、先月、作家の百田尚樹氏の「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」や安倍チルドレン議員の「マスコミをこらしめる」発言が飛び出した、自民党若手勉強会「文化芸術懇話会」の代表を務めていた人物だ。

 木原氏は典型的な安倍チルドレンで、この問題で青年局長を更迭された際も、安倍首相は最後までかばっていたという。

 ようするに、今回あらためて、この安倍首相のお気に入り議員が、「デモに参加すると就職できなくなる」というような脅迫を行うネトウヨ地方議員のバックにいたという構図が明るみにでたのである。もはや救いようがない話ではないか。

 しかも、恐ろしいのは、このネトウヨ地方議員の妄想が妄想で終わらないかもしれないことだ。デモに参加しているだけで就職できないとか、デモの参加者を出した大学は全員企業からシャットダウンとかいうのはさすがにありえないが、官邸の意向を受けた公安がSEALDsにゆさぶりをかけようと動いているのは、まぎれもない事実だからだ。

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