「たけしが若い女性が好みなのはよく知られた事実です。49歳の女性と最近知り合い、離婚まで決意するというのは不自然なので、Rさんとよりが戻ったのではないか、と推測したわけです。文春が別人のように書いたのは、何らかの配慮をしたのではないか、と」(芸能ライター)
だが、結論から言うと二人はまったくの別人で、プロフィールは偶然の一致にすぎなかった。周辺を取材したところ、むしろ事態は逆で、新愛人の登場によって、たけしは今度こそRさんと完全に縁をきってしまったのではないかとささやかれている。
前述のように、たけしとRさんはすでに別れたと報道されたが、その後もたけしのそばには常に彼女の影がちらついていた。たけしは細川ふみえとの交際が報じられた直後、バイク事故を起こしているが、たけしがリハビリでオーストラリアに向かった時も、Rさんが付き添っていた。
また、02年に大家由祐子との同棲が「FRIDAY」(02年3月22日号)で報じられたときも、同時にたけしがRさんと切れていないことをうかがわせる記述があった。
「出張先から戻ったたけしが大家の待つマンションに入ると、車はそのまま幹子夫人の住む家に向かった。運転手が何やら紙袋をトランクから取り出すと、家の中へ。次に向かったのはAさんのマンション。同じように紙袋を運転手は渡しに行く」
25歳年下の新たな愛人が出来ても、本妻と隠し子を産んだA子さんにお土産を届ける。そこには一度深く付き合うと、とことん面倒を見るたけしの女とのつきあい方がうかがえる。たけしは妻と愛人について自著『愛でもくらえ』(祥伝社)でこう語った事があった。
「愛人とかみさんと、その序列を考えてみたりする。序列というか、オレは順番っていうんだけど。(中略)どう考えたって、オレのおねえちゃんのほうが女としてはいいんだから。若いし、いい子だし。だけど違うんだよな、かみさんとは。かみさんを捨てるわけにもいかない。それが順番だとおもっているから」
隠し子を産んだA子さんと結婚しなかったのも、娘を認知しなかったのも、こうしたたけしの考え方があったからだった。だが、この“順番を守る”という意識は正式な妻だけでなく、愛人に対しても同じだった。だから新しい愛人ができても、昔の愛人との関係はきらずに、ずっと面倒を見続けてきたのである。
ところが、今回の新愛人に出会って、たけしは女性とのつきあい方を変えてしまったようだ。「週刊文春」ではこんな関係者のコメントが紹介されている。