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稲田朋美の「籠池理事長と関係断った」はやはり嘘! 夫が自分の事務所で近畿財務局との土地交渉に立ち会い

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稲田朋美HPより


 これだけの嘘を重ねて、まだ大臣に居座るつもりなのか。──昨日行われた証人喚問で籠池泰典理事長が、2016年1月に稲田朋美防衛相の夫で弁護士である龍示氏の事務所において近畿財務局と大阪航空局の職員と面談。そこで「今回の土地の事柄を相談した」と発言した。そして本日、稲田防衛相はこの面談を“事実”と認めたのだ。

 本日、国会でこの件について追及を受けた稲田防衛相は、「夫の稲田龍示弁護士からは『自分(龍示氏)は土地売却には一切関係していない、君は森友学園の顧問になったことはない』との説明を受けておりました」と弁明。しかし、昨日の籠池証言を受けて夫に確認したところ、このような返答があったという。

「籠池夫妻が平成28年の1月年明け早々に弁護士法人光明会に、平成21年8月ごろの顧問契約終了以来、いきなり連絡してきて、すぐに相談を聞いてほしいということでした。
 まず、1月8日に、籠池夫妻が光明会事務所(編集部注:稲田夫妻が設立した弁護士事務所)に来られました。詳細は不明ですが、小学校をつくるということ、そのために土地を借りているが土壌汚染対応の立て替え費用を国が返してくれないというような内容でした。この日はそのような話で終わり、その後、籠池氏から再度連絡があって、立て替え費用について財務局や航空局の方と話がしたいから、その場に立ち会ってほしいという依頼がありました」

 ここで話し合われている「土壌汚染対応の立て替え費用」とは、昭恵夫人付きの職員・谷査恵子氏のファクスで財務省が「平成28年度の予算で調整中」と返答していたものと同じ内容だが、これを籠池理事長は稲田防衛相の夫にも相談していた、というわけだ。

 しかも、龍示氏は「代理人として話を聞くことはできないし、本件について発言することもないが、それでよければ構わない」と返答し、16年1月27日に事務所の会議室を提供。稲田防衛相は「財務局や航空局のどなたが何名来られるかもわからなかったところ大勢で来られたので、急遽椅子をたくさん入れて対応しました」などと話した。

 そして、稲田防衛相は「(龍示氏は)話し合いに同席だけすることとなったといった趣旨のことを述べ、その後はほとんど発言してない」「売却の話ではなく、借地の土壌汚染対応の立て替え費用の返還の話」「この件について費用は受け取っておらず、これ以降、先方からは何の連絡もありません」と必死になって強調した。

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