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被害者救済法案で統一教会と自民党の関係に蓋をする岸田首相 ズブズブ萩生田光一はなぜ政調会長を辞任せず大きな顔をしているのか

 鈴木氏は菅氏を統一教会と安倍政権の「共存共栄関係におけるバイプレーヤー」であるとし、さらに菅氏が小此木彦三郎氏の秘書時代から統一教会と関係があった可能性についても示唆。最近も「追及されていない政治家は山ほどいる。スガスガしく追っていきたい」と語っている。つまり、安倍元首相と同様、自民党と統一教会の癒着関係に迫る上で菅前首相は最重要人物なのだ。

 ところが、菅前首相については、自民党による「点検」でもその名は登場せず、メディアも圧力を恐れてか、菅前首相の疑惑についてはほとんど取り上げられていないのが実情だ。

 しかも、当の本人は、安倍元首相の国葬での“パクリ”弔事が「感動的」などと称賛されたことで図に乗り、一部メディアは菅前首相が“ポスト岸田”として河野太郎を総理総裁候補にし、自身は副総理の座に落ち着こうと暗躍していると報道。安倍派取り込みのために萩生田政調会長と急接近しているというが、「週刊現代」(講談社)12月3日号によると、菅氏は萩生田氏にこんな恩まで売っているらしい。

「統一教会問題で萩生田(光一政調会長)さんを猛批判していた(萩生田の)地元・八王子の創価学会が、急に『撃ち方やめ』になった。創価学会の『政治担当トップ』である佐藤浩副会長に菅さんが直接交渉し、鎮めたのです」(自民党閣僚経験者の証言)

 ともに統一教会と自民党の関係における重要人物であるというのに、メディアを黙らせて追及から逃れ、挙げ句、政権与党を牛耳ろうと手を結ぶ……。まったくありえない話だが、萩生田氏、菅氏の増長を止めるためには、メディアによる追及が不可欠だ。被害者救済法の成立で、幕引きを図らせるようなことがあっては絶対にならない。

最終更新:2022.12.10 04:26

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