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死者最多の大阪・吉村知事が「高齢者の生活圏がー」論の根拠を会見で追及され逆ギレ なら何も言わないと会見拒否ちらつかせ

 コロナという府民の生命にかかわる、とくに注意を要する問題においても、根拠はおろかコンセンサスさえとられていない話をテレビや会見でペラペラと喋る──。世紀のバカ発表となった「イソジン会見」が象徴的だったが、ようするに吉村知事は、自分の人気取りや責任回避のために無責任な放言を繰り返している、というわけだ。

 しかし、この毎日新聞の記者の指摘を受けても、吉村知事は「『確かなものは専門家でもわかりません』というのを念頭に置いた上で、『知事としてどう考えられますか?』と言うのであれば、僕は知事としての発信をします」と宣言。さらに質問を重ねようとする記者の声をまたも遮り、キレ気味にこう口にしたのだ。

「誰かの意見が全部まとまらないと知事としての発信ができないということであれば、まったく発信できないことになりますから。さまざまな意見があるなかで知事としてはこう考えるという発信はしていく。ただ、今回もそれが本当に専門家として、これが確かだという意見もないなかで、僕自身はそう考えるということは、知事の考えとして発信することは、これからもあります。じゃないと発信できなくなりますから」

 たんに府庁職員とコンセンサスをとり、何かを発信する際は根拠を示した上で「これは専門家の意見」「これは知事としての意見」として語ればいいだけの話なのに、自身の混乱を招く発信を正そうともせず、「発信できなくなる」と逆ギレする。しかも、つづけて「府の意見とは切り離して発信されるということか」と質問されると、吉村知事は「それは切り離してはいない。知事としての発信なので大阪府としての発信としてとらえていただいていい」などと言い放ったのだ。

 あらためて、吉村知事の騙しの手口の悪辣さ、ごまかしの下劣さ、そして居丈高に開き直る態度には辟易とするが、しかし、このあとさらに吉村知事は、その下劣さを剥き出しにしたのである。

 というのも、毎日新聞の記者の質問のあと、他社の記者が5~11歳のワクチン接種が始まることについて知事の考えを問うたのだが、すると、吉村知事はこんなことを言い出したのだ。

「これはだから僕の考え方はいまあるんですけど、いま言ったら、『正式な見解ですか?』ってまた言われません? だからもうやめときます」
「いや、僕の考え方として言っていいですか? これ、正式見解じゃないですよって医療部に言われるかもしれないですけど、言っていいですか?」
「(毎日新聞の記者に向かって)っていうか、こういうことなんですよ、毎日新聞さん。言わないほうがいいですか? 僕、5~11歳(へのワクチン接種)の考え方ってあるんですよ。言わないほうがいいですか?」

 当然の指摘をおこなっただけの毎日新聞の記者をあてこするために、別の記者の質問に対して「言ったら『正式な見解か』と言われるから、もうやめる」と言い出す──。しかも、「言わないほうがいいですか?」と尋ねられた毎日新聞の記者が「部局とそれがやっぱり一致しないのであれば、正確にそこは……」と答えると、吉村記者はすばやくワクチン接種の質問をした記者のほうを向き、「部局にじゃあ聞いてください」と述べたのだ。まるで陰湿な学校のいじめを見ているようではないか。

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