こうした関係を考えれば、今回も、共同通信の記事と同様、6人に「反政府勢力」のイメージを植え付けたい官邸、菅首相や杉田官房長官のリークをそのまま垂れ流した可能性はおおいにあるだろう。
ちなみに、新谷氏は『news23』で菅首相との向き合い方についてこんなことも語っていた。
「(菅首相の)携帯を値下げしたいとか、不妊治療に保険適用したいというのは、純粋な思いだと思うんですね。それは前に進めたほうが国民にメリットがあると思うけれど、その彼の改革に、よこしまな思いを持って接近してくる人たちを、しっかりとスクープをもって、まあ警鐘を鳴らしていくというのが、「週刊文春」のあり方、今後の向き合い方なのかなというふうには思いますけれども」
これ、ようするに、周りはやるけど、菅首相本人のスキャンダルには手をつけないという宣言ではないのか。
新聞・テレビだけではなく、文春砲まで抱き込みを図り、独裁的な政治を正当化しようとしている菅首相と杉田官房副長官。その手口は恐怖というほかはない。
(編集部)
最終更新:2020.11.09 12:56