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青山繁晴ら自民党極右議員が「旧宮家男子を女性皇族の婿養子に」とカルト提言! 竹田恒泰が愛子内親王と結婚して天皇になる可能性も?

 しかし、こうした“男系カルト”の妄言を垂れ流しているのは、青山センセイや竹田サンのようなトンデモ人士だけではない。実はこれ、日本会議周辺などが以前から主張してきたことで、ほかならぬ安倍首相自身が“男系カルト”主義者なのだ。

 実際、小泉政権下で「皇室典範に関する有識者会議」が設置され、女性宮家創設の議論が盛り上がったときから、当時官房長官だった安倍首相は「反対派」の急先鋒として振る舞い、第一次安倍政権では女性宮家の議論を封印した。下野時には雑誌で〈二千年以上以上の歴史を持つ皇室と、たかだか六十年あまりの歴史しかもたない憲法や、移ろいやすい世論を、同断に論じることはナンセンスでしかない〉などと鼻息を荒くし、女系天皇を真っ向から否定。その後、民主党野田政権が女性宮家創設議論を復活させたが、安倍首相が政権に返り咲くとまたもや「白紙化」を宣言した。

 では、なぜ連中は「旧宮家男子を婿養子にする」などというイカれた発想を口にするほど、男系の血にこだわるのか。たとえば安倍首相の“ブレーン”のひとりで、直接、男系継承についてレクチャーしたこともあるという八木秀次・麗澤大学教授はこう語っている。

〈これ(男系継承)に手を加えるということは、国柄の崩壊、ひいては天皇制度そのものの否定に直結する。有識者会議メンバーの方々は、あの大東亜戦争で敗れても護持された国体に、マッカーサーでさえできなかったような空恐ろしいことをしようとしているのだという認識があるのかどうか、はなはだ疑問ですね。〉(文藝春秋「諸君!」2006年1月号での所功氏、長谷川三千子埼玉大学教授との鼎談)

 しかも八木氏に言わせれば、「神武天皇のY染色体を継承できるのは男系男子だけ」らしいが、言わずもがな実際に男性のY染色体を辿って行き着くのは“神話”ではなく類人猿だ。何度でも繰り返すが、完全にカルトである。

 いずれにしても、青山センセイや竹田恒泰サン、そして安倍首相のような“男系カルト”たちが言っているのは、「天皇は男系の血そのものである」なるグロテスクな血統主義だ。そして、連中が男系継承にこだわるのは、「神武天皇から続く万世一系」という文字通りの神話を利用して、戦中の「天皇を中心とした神の国」の復活を夢見ているからにほかならない。

 マスコミは「天皇の後継者問題」をしたり顔で議論する前に、まず、安倍政権とその周辺のイかれた戦前回帰思想をちゃんと検証するべきではないのか。

最終更新:2019.10.27 12:04

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