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能年玲奈の前所属事務所が「ブラック企業大賞はジャニーズ」とツイートし炎上! 一方、能年は林真理子に本音を

 それだけではない。昨年春には週刊誌やスポーツ紙に独立騒動の情報を流し、「洗脳」との能年バッシングの流れをつくりあげた。大手メディアのほとんどはバーニング系列であるレプロに忖度し、事務所からの能年バッシング情報を垂れ流し続けた。また、能年側に立って、「『あまちゃん』出演時のギャラはたった5万円だった」などと報じた「週刊文春」(文藝春秋)には高額訴訟まで起こして、マスコミを黙らせてしまった。

 こうした嫌がらせは、今年6月、能年とレプロの契約期間が切れたあとも続いた。メディアに対して、能年の過去の出演映像を一切流さないように圧力をかけ、能年に対してはなんと、本名である能年玲奈という名前を使うことを禁じたのだ。

 本名である以上、もしも裁判を起こせば公序良俗違反でこの契約条項は無効になる可能性が高いと弁護士らは証言するが、法廷闘争になり関係者に迷惑がかかることを恐れた彼女は改名することを選択。「のん」という名で再スタートを切ることになった。

 ここまでやっておいて、よくもまあ、他の芸能事務所のことを「ブラック企業大賞は確実に」などと上から目線でいえるものだ。

 もっとも、このツイートは投稿してから27分後、削除され、レプロ側のこんな謝罪コメントが投稿された。

〈ツイッターの乗っ取りが発生した模様。知らない方へのメッセージや、ツイートがされたようです。大変申し訳ありません。今は現状回復しております〉

 そもそも、ツイッターの乗っ取りというのは、ツイッター社は認めていないし、仮にあったとしても、こんなに簡単に復旧できるものなのか。

 しかし、問題はツイートうんぬんの話ではない。レプロの圧力によって能年の芸能界からの締め出しがまだ続いているということだ。前述した映画『この世界の片隅に』の主演声優が発表された際も、このニュースを報じたのは映画やアニメに関する専門ウェブサイトぐらいで、主要スポーツ紙はいっせいに無視を決め込んだ。

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