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石原慎太郎が『金スマ』で中居正広の質問に激怒! でも「トンチンカン」なのは石原の霊言小説『天才』の方だ

左・石原慎太郎公式サイトより


 今年1月に発売した、田中角栄を主人公にした小説『天才』(幻冬舎)がベストセラーとなっている石原慎太郎。先日は、BSのテレビ番組で「保育園落ちた」ブログについて「(日本が)嫌なら中国にでも韓国にでも行けばいい」と発言し、相も変わらぬ暴言を吐いたが、そんな慎太郎がいま、SMAPの中居正広に怒り心頭らしい。

 慎太郎は12日、作詞を担当した五木ひろしの新曲発表会に登場、『天才』のプロモーションで出演した『中居正広の金曜日のスマイルたちへSP』(TBS/4月1日放送分)に言及。番組MCの中居について、こう話したのだという。

「(中居が)訳のわからないことを言っていた。トンチンカン。2回怒りそうになったよ」

 司会に定評のある中居だが、はたして慎太郎を怒らせた「トンチンカン」な発言とはどんなものか。そこで当該回を視聴してみた。

 まず、番組は異例のスタイルでスタート。通常ならば、ゲストはスタジオセット中央の扉から、BGMとともに赤い服を着た女性エキストラが拍手をするなかを通って現れるが、慎太郎のスペシャル回はBGMも拍手もなく、なぜか袖から登場。その上、慎太郎は赤服エキストラを一瞥すると、「これはどういう人たちですか? 気持ち悪いね」と一言──。

『金スマ』といえば、百田尚樹の『殉愛』が顕著なように、幻冬舎の格好のプロモーションツール番組。慎太郎もいつもの幻冬舎のゴリ押しで出演が決まったのだろうが、きっとリハーサルか何かの際に登場の仕方にケチでもつけたのだろう。番組サイドが慎太郎に気を遣っていることがありありと伝わってくるスタートだ。

 そんななか、中居が『天才』について、「ぼくも拝見させていただきました。田中角栄さん側になって書かれたわけですよね」と話を振ると、慎太郎は「側っていうか、一人称ですから」といささか不機嫌に返答。さらに、VTRでは慎太郎が田中角栄の金権政治を猛批判してきたことが振り返えられるのだが、そのあとに中居はこう質問した。

「その当時から、そういうふうに(田中を天才だと)感じられてたのか。それとも、この長い間、政治の世界で歩まれた、いまの石原さんが感じられて書かれたのかな。どちらでしょう」

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