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飯島マネ今月退職決定!でも恩知らずはメリー副社長のほうだ!SMAPだけでなくジャニーズが今あるのも飯島のおかげ

 これだけジャニーズに貢献しながら、そんな目にあえば、飯島氏がジャニーズを出ざるをえないと思ったのは当然だろう。そして、それは、中居正広らも同じ気持ちだったようだ。

 中居はあるところで、示唆的なセリフを吐いている。それは『笑っていいとも!』最終回でのスピーチ。中居は涙ながらに「いま、こんなかたちでジャニーズがバラエティとか普通にやってますけど、ほんとうに『いいとも!』に俺と香取が出させてもらって、ジャニーズもバラエティとか全然知らない、育て方とか知らないなか、チャンスを与えてくれてありがとうございました」と述べたのだ。

 あくまでタモリへの謝辞という形をとっているが、「いま、ジャニーズがバラエティとか普通にやってますけど」「ジャニーズもバラエティとか全然知らない、育て方とか知らないなか」という言葉をわざわざ加えたのは、飯島氏がバラエティを切り開いてきたのに、ジャニーズ事務所、メリー喜多川副社長がそのことをわかっていない、ということをアピールしようとしたとしか思えないものだった。

 さらに、今年1月9日に放映された『松本人志のすべらない話』でも、中居はあえてジャニー喜多川社長の誕生会のエピソードを語り、近藤真彦の権勢ぶりを揶揄。ジャニーズの歪な状況をほのめかした(この話がMVSをとったのは、明らかに中居の友人である松本の配慮だろう)。

 つまり、中居はたんに飯島と行動を共にすることを決心しただけでなく、テレビでもリスクを冒して、ギリギリのところで飯島の功績とジャニーズの非道を訴えようとしていたのだ。義理だの恩義だのと言うのであれば、この中居の態度こそが正しいというものだろう。

 実際、中居だけでなく、ジャニーズ事務所の中にも同じにように考えている関係者は多いという。

「なんだかんだいっても、飯島さんの功績は大きいし、代わりになる人はいない。SMAP解散がジャニーズ全体にとってとてつもない悪影響を及ぼすのはもちろんですが、飯島さんがいなくなって、本当にこれから事務所は大丈夫なのか、という声も聞きます。実際、飯島さんが手がけたキスマイとジュリーさんのHey! Say! JUMPの今の勢いの差を見れば、明らかでしょう」

 しかし、冷静な判断能力を失ったメリー副社長の暴走は誰にも止めることはできず、事態はまったく別の方向に進んでいる。今日17日には、今、一番メリー氏と近いといわれるスポーツニッポンが「責任を痛感した飯島氏が予定を早めて今月退社」という記事を出した。

 水面下ではスポンサーなどの圧力もあり、飯島氏ひとりに責任を押しつける形で事態の収拾を図り、4人を戻す計画も進んでいるという。

 おそらくそうなったら、芸能マスコミは飯島氏ひとりを悪者にし、「中居らは飯島氏にそそのかされて馬鹿な真似をしたが、キムタクの仲介でメリー副社長に謝罪、大団円を迎えた」というような、まるっきり嘘のシナリオを垂れ流すだろう。

 だが、何度でも言うが、今回の事態に、飯島氏とSMAP4人の責任は一片もない。本来なら、SMAPと飯島氏を追い詰めたメリー氏こそが土下座して謝るべきなのだ。ファンの間では、SMAP存続運動が展開されているらしいが、ついでに「飯島復帰運動」「メリー土下座しろ運動」もするべきではないだろうか。
(大方 草)

最終更新:2016.01.31 04:21

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