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「差別をやめてください」 高須克弥院長のネトウヨ発言に息子が苦言! 一方、恋人・西原理恵子は…

 捏造と言うのなら、高須院長の主張こそが捏造のオンパレードだと思うが、一応、社会的地位もある人物が、ホロコーストの否認という国際的に到底許されない歴史修正主義発言を世界中に発信するとは──。国辱とはまさにこのことだが、そんな高須院長を諫めつづけている人物がいる。それは高須院長の長男・力弥氏だ。

 今年8月末、高須院長がいつものように〈日本を狙っているチョンコロにへいこらするな!〉などとヘイトを連投し、その上〈サヨクがマイノリティを差別してる!〉と投稿。すると、力弥氏は自らTwitterで父にこんなふうに呼びかけた。

〈高須クリニックのために院長が率先してマイノリティ差別をやめてください〉
〈父は相手を挑発する目的で軽々しく差別語を発言する性格で、その点をなんとか改めてもらいたいと思っております〉

 力弥氏は、高須クリニックの東京院と横浜院の副院長を務める後継者のひとりなのだが、トップの父親とは打って変わって、息子のほうが冷静で真っ当ではないか。しかも、力弥氏がTwitterのいちばん上に固定しているメッセージはズバリ〈安全保障関連法案に反対します〉。そして「いのちと暮らしを脅かす安全保障関連法に反対する医療・介護・福祉関係者の会」のHPへのリンクを張っている。

 賛成派デモに率先して参加する父に、反対の声を上げる息子。政治へのスタンスは真っ向からぶつかり合っているふたりだが、力弥氏はこのほかにも、Twitter上で放言ばかりの父に、こう語りかけている。

〈思想は個人の自由ですが院長の発言はクリニックの信頼に関わるので慎重に願います〉

 じつはこの投稿、父の〈あははは我が家はイデオロギーについては仲違いしません。西原理恵子とも仲良くやっています。みんな尊敬しあっています〉というつぶやきに反応したもの。父は〈高須家のイデオロギーは自由ですよ-w/(^O^)☀家族がタリバンになっても共産主義者になっても家族です。仲良しです〉などと述べていたが、長男としては父の暴言の嵐を許せないようだ。

 たとえば、堀江貴文氏が安保法制の反対デモに参加した学生を採用しないとつぶやいたことに高須院長が賛同を示した際、〈高須クリニックの公式見解でしょうか?〉と質問を受けた力弥氏は〈高須克弥院長個人の意見です〉と断言。

 また、父が孫の運動会に参加し、ナチス式敬礼のようなポーズを取る小学生たちの写真を貼り付け〈宣誓!この型式の敬礼は残っている。嬉しい♫♫なう〉とはしゃげば、力弥氏は〈イーッ!〉と苛立ったような反応を見せている。

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