乃木坂46生駒もハマる!『Free!』熱はまだまだ終わらない

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『Free!』公式HPより

【おたぽる初出】(2013年12月)

 アニメの放送は終了したにも関わらず、まだまだ人気の衰えない水泳アニメ『Free!』。11月12日に放送された『徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました』(日本テレビ系)では、アイドルグループ・乃木坂46の生駒里奈も『Free!』の登場人物であるまこちゃんこと橘真琴が大好きだと発言し、ネットで大騒ぎになったほどだ。

『Free!』には、同じ高校の水泳部員である七瀬遙、橘真琴、葉月渚、竜ヶ崎怜、そして小学生の頃彼らと同じスイミングクラブに通っていたライバルの松岡凛など、さまざまな水泳男子たちが登場する。季節は変わっても、変わらずに女子を萌えさせる彼らの魅力とは一体なんなのだろう? 今回は、それぞれのキャラクターに迫ってみたい。

 まず、つかみどころのなさが人気になっているのは、主人公の七瀬遙。最初は、無口で水と鯖が好きすぎるちょっと変な人といった印象が強いのだが、実際は感情を表に出すのが下手なだけ。いつも真琴に面倒を見てもらっているので、浮世離れした不思議ちゃんにも見えるけど、料理も得意で生活スキルは高い。初心者の怜に水泳を教えるときもきちんと指導しているし、真琴がいないときは意外としっかりしている。渚や真琴の弟、妹には甘いので、本当は真琴に甘えているように見えて、彼の好きなようにさせてあげているだけなのかもしれない。それに、本当は負けず嫌いなところもある。これほどつかみどころのないキャラが主人公だったら、視聴者が気になってしまうのも当たり前。

 また、かわいいだけかと思いきや意外にも男らしく、メンバーの中でもっとも大人な立ち振る舞いをしているのが、遙よりも1つ年下の葉月渚だろう。たしかに、小柄で無邪気な雰囲気の彼が、鍋をがっついたり、大好物のいちごミルクアイスを食べている姿に癒されるという人も少なくない。でも、元々水泳部のなかった学校で水泳部を作ろうと持ちかけ、初心者の怜を引っ張ってきたのも渚だった。彼の行動力がなければ、あのメンバーが出会うことはなかったかもしれないのだ。元々、渚は遙の泳ぎに惚れ込んで彼を慕っていたが、遙が試合に負けて落ち込んでいるときには真琴の言うことも聞かず、無理やり怜たちの泳ぐ姿を見せる。そのおかげで、遙は再び水泳やメドレーリレーに向き合えるようになった。これも彼の行動力あってこそだ。

 そんな、実は男らしい渚とは逆の意味でギャップに萌えるのが、凛。小学生の頃は明るいリーダー的存在だったのに、遙たちと再会してからは冷たくて攻撃的な性格になっていた。でも、ギザギザの歯や強気な見た目とは裏腹に、口喧嘩が弱かったりすぐ泣いてしまうところなんかは、かなり乙女心をくすぐるよう。彼の泣き顔に心奪われ、一緒に号泣してしまった、という人もいるほど。やはり、完璧な人よりも弱さが垣間見えることでグッとくるという女子は多いのだろう。

 そして、一見クールでカッコよさそうなのに、ちょっとズレてるところがうけたのは、渚と同い年の怜。美意識を重視する理論派の彼は、真面目をこじらせた典型的な頭のいいおバカキャラ。でも、とにかく真っ直ぐで何事にも一生懸命な彼を見て、思わず応援したくなった人もいるのではないだろうか。ときにそれが空回りすることもあるが、それもまた彼の魅力。とくに、最終回で見せた彼の優しさとかっこよさには多くの女子が惚れそうになったはず。

 しかし、そんな彼らを抑え、人気投票でも1位に選ばれているのが、乃木坂46の生駒も推していた真琴なのだ。彼の誕生日である11月17日には、ツイッターやネット上で、彼のグッズに囲まれ、ケーキなども用意して真琴の誕生日を祝う女子が多数いたよう。そんな真琴はガタイがよく、面倒見もいいしっかりした優しいお兄ちゃんといった感じなのだが、海に対してトラウマがあったり、実はお化けが怖いといったかわいらしい一面もある。みんなのお母さん的な立ち位置で、生駒もブログで書いていたように「すべてを包み込む優しさ」が彼にはあるのだ。特に、無口な幼なじみの遙に対しては、彼の代弁をしながら彼の欠けた部分を補うことで、自分も満たされる。そういったキャラ同士の関係性としてだけでなく、純粋に自分の彼氏にするとしたら……と考えても、真琴の人気は揺るがない。甘えたい女の子にとって、彼は理想的な男の子なのだろう。

 アニメの最終回では、結局遙が凛と戦うことはできなかった。しかし、最後に凛が言った「見せてやるよ。鮫柄の最高のチームを」というセリフを本物にし、怜が遙たちと一緒にリレーを泳ぐためにも、続編を作ってほしいと願う人は多い。このように、それぞれのキャラが魅力的な『Free!』。加えて本作は、小学生時代という過去からつながっている高校生たちの現在を描いた。だからこそ、見ている側も、その先の未来をさらに見てみたいと強く思わせるのかもしれない。
(文/無筒ぱすた)

最終更新:2018.10.18 04:25

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