仰天! 村上春樹が大麻パーティに参加していた! 酩酊写真も流出

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
haruki_01_140806.jpg
『女のいない男たち』(文藝春秋)

 ASKAの覚醒剤逮捕に危険ドラッグ問題など、薬物による事件が多発し、注目を集めているが、ここにきて大物作家の薬物疑惑が噴出した。それは、日本を代表する作家であり、“ノーベル文学賞にいちばん近い作家”と呼ばれる、あの村上春樹だ。

 世界的な評価の高さはもちろん、昨年発表した『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋)は発売1週間で100万部を突破し、4月に発売した短編集『女のいない男たち』(文藝春秋)は発売初日にすでに30万部となるなど、稀代のヒットメーカーでもある春樹。そんな彼に持ち上がったのは、「大麻パーティ」への参加疑惑だ。

 これを報じているのは、「アサヒ芸能」(徳間書店)8月14日・21日合併特別号。「村上春樹が酩酊した「ドイツ大麻パーティ」の一部始終」と題し、大麻に酔いしれていると思しき春樹の姿を写した写真を袋とじの巻頭にてカラーで掲載しているほど。

 この記事のネタ元となっているのは、ドイツ人のフォトジャーナリストであるペーター・シュナイダー氏。彼は1984年に「BRUTUS」(マガジンハウス)の取材でドイツを訪れた“小説家”に同行。ある日、ハンブルグ郊外のクラブに取材へ行くのだが、当日は休業日だった。しかし、クラブのオーナーより「自宅に寄っていかないか」と誘われ、春樹と通訳、日本人カメラマン、そしてシュナイダー氏の4人で応じたのだという。そこで、このオーナーから「よかったら一服やらないか?」とマリファナを薦められたというのだ。

 通訳は「大麻は大丈夫でしょうか?」と春樹に尋ねたのだが、春樹は“こともなげに”このように答えたという。

「ええ、大麻なら、僕は好きですよ」

 車の運転があり、大麻パーティに参加しなかったというシュナイダー氏の証言によれば、「漂う“紫の煙”を躊躇なく深く吸い込んだ村上氏は酩酊状態になってしまった」。そして春樹は、暗い部屋だったにもかかわらずなぜかサングラスを外さなかったという。いわく、「もしかしたら、取材班や私に“うつろな目”をしているのを見られたくなかったのかもしれません」(シュナイダー氏)。……たしかに、「現場写真」だというカラー写真を見ると、ハイになって陽気な雰囲気の参加者に囲まれた春樹はただひとり、うつむきかげんでどっぷりと、その世界をしみじみ味わっているような雰囲気だ。

 このドイツ取材があった84年春は、春樹がちょうど『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を発表する約1年前のこと。いまから30年も前の話となるが、春樹のファンならば「何をいまさら」と思う人もいるかもしれない。というのも、「アサ芸」の記事中でも指摘されているように、春樹のエッセイや小説には、マリファナの話題が登場するからだ。

 たとえば、『うずまき猫のみつけかた』(新潮社)では、アメリカ時代の生活に触れた箇所で「マリファナ、ハッシシなんてその昔は飽きるほど吸ったぜ……というのは誇張ですけど、もちろん」「経験的に言って、マリファナというのは煙草なんかよりも遥かに害が少ない」と、その愛好歴をほのめかしたり、シリーズで約400万部の売り上げを誇る長編小説『1Q84』(新潮社)でも、主人公・天吾のマリファナ体験を「脳みそが揺れているんだ」と、“実際に経験をした者しか書けないようなリアルな描写”が綴られていることもあった。

 まさか、春樹のような大作家が反社会的な行為に耽っていたなんて──。若い読者のなかには、このようにショックを受ける人もいるかもしれない。だが、春樹が全共闘世代であること、そしてヒッピーカルチャーに慣れ親しんだ世代であることを考えれば、なんら不思議な話ではない。この「アサ芸」の記事でも書評家の永江明が「むしろ、あの世代で文化活動をしている人物で大麻などの違法行為を経験していない人たちのほうがモグリと言える時代だったのです。それは『カルチャー』だったのです」と述べているように、これも当時は“文化”のひとつだったのだ。

 2014年のいまでは“大スクープ”ながらも、年代を考えると、春樹が大麻パーティに参加していたこともいたって“あり得る”話ではある。だが、この記事がスクープたるゆえんは、別な部分にあるだろう。それは、これは「他社の週刊誌では掲載不可能」の記事だからだ。

 まず、「週刊新潮」を発行する新潮社は、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』など近年の代表作となる長編小説を数多く発行しているため、まず不可能。「週刊文春」の発行元である文藝春秋も、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』に『女のいない男たち』の版元だ。『ノルウェイの森』をはじめとする初期〜中期の作品はすべて講談社であるため、「週刊現代」も到底手は出せない。作家タブーを抱える出版社はもちろん新聞社もテレビ局も一切報道することはできないだろう。──純文学とは何の関係もない「アサヒ芸能」だからこそ、ぶち上げることができた“スクープ”なのだ。まあ、でもアサ芸の読者はほとんど関心がないだろうことが残念ではあるが……。
(水井多賀子)

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

女のいない男たち

  • amazonの詳細ページへ
  • 楽天ブックスの詳細ページへ

新着 芸能・エンタメ スキャンダル ビジネス 社会 カルチャー くらし

仰天! 村上春樹が大麻パーティに参加していた! 酩酊写真も流出のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。大麻村上春樹の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 神社本庁、天皇の甥の最高権威・統理に怪文書
2 辺野古への土砂投入は“三文芝居”だ
3 マクロンと安倍の金持ち優遇はそっくりなのに国民の反応は真逆
4 『NEWS23』駒田健吾アナが辺野古問題で涙を浮かべ
5 官民ファンドの高額報酬騒動は政権批判への意趣返しだった
6 THE MANZAIウーマン村本のもう一つの凄さ
7 とろサーモン、スーマラの女性差別を松本、たけしが論点すり替え
8 『朝生』で百田尚樹が徹底論破され大恥
9 河野太郎の「次の質問どうぞ」はマスコミの弱腰が生んだ
10 維新が国会と野党の抵抗を「税金の無駄」
11 安倍政権の国会蹂躙がヤバすぎ! 議長が言論封殺、自民理事が暴力
12 安倍首相のオカルト行動を昭恵が証言
13 池松壮亮、塚本晋也の時代劇『斬、』が深い
14 恵俊彰が田崎史郎を「政権の代弁者」と
15 百田尚樹がウーマン村本とのバトルで
16 安倍が『委員会』でネトウヨトーク!
17 忘れるな、福島原発事故の主犯は安倍だ
18 沖縄・辺野古への土砂投入強行にアベ友企業が協力
19 宮崎駿が『永遠の0』を酷評
20 入管法改正をケント・ギルバートが批判
1 水道民営化が参院委員会で可決!安倍政権と水メジャーの癒着
2 安倍政権の国会蹂躙がヤバすぎ! 議長が言論封殺、自民理事が暴力
3 THE MANZAIウーマン村本のもう一つの凄さ
4 水道民営化法案が強行成立! 池上彰、石原良純も危険性を指摘
5 安倍首相が外国人実習生死亡の事実に「知らない」と無責任答弁
6 河野太郎の「次の質問どうぞ」はマスコミの弱腰が生んだ
7 マクロンと安倍の金持ち優遇はそっくりなのに国民の反応は真逆
8 入管法改正をケント・ギルバートが批判
9 三浦瑠麗に自民党山口県連から54万円、田崎史郎にも計38万円
10 麻生財務相が「人の税金」で“愛人のクラブ”に792万円!
11 沖縄・辺野古への土砂投入強行にアベ友企業が協力
12 辺野古への土砂投入は“三文芝居”だ
13 浦沢直樹が大阪万博誘致を「万博という発想、古くさい」と批判
14 水道民営化で自然災害が起きても復旧が困難に
15 自民党が「護憲派を敵とみなしネガキャンせよ
16 順天堂大はコミュ力高い女子減点、柴山文科相が東京医大の差別擁護
17 百田尚樹『殉愛』裁判で晒した嘘と醜態
18 維新が国会と野党の抵抗を「税金の無駄」
19 秋篠宮が「大嘗祭」には秘密の儀式が
20 “コピペ疑惑”百田尚樹『日本国紀』を見城徹・幻冬舎社長が絶賛

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄