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松本人志が黒塗り問題に「浜田差別」とギャグでごまかし逃げの一手!「ルールブックを作れ」と責任転嫁発言も

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『ワイドナショー』番組HPより


 現在、議論が紛糾している「黒塗り」問題。ご存知の通り、昨年大晦日に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日年越しスペシャル!絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』(日本テレビ)にて、浜田雅功が『ビバリーヒルズ・コップ』のエディ・マーフィーのコスプレという設定で顔を黒塗りにしたことが、日本のみならず、イギリスBBCやアメリカのニューヨークタイムズも報じるなど、国際的な問題となっている。さらに渦中の6日に放送された同番組の完全版でも、問題の「黒塗りメイク」部分はそのまま再放送が強行された。

 この問題について、本日放送『ワイドナショー』(フジテレビ)で松本人志がはじめて語ったのだが、これが逃げの一手という想像以上にひどいものだった。

 司会の東野幸治から話を振られた松本は開口一番このように語った。

「これに関しては言いたいこと色々あるんですけど、面倒くさいので、『浜田が悪い』でいいですよ。アイツを干しましょう。国外追放。断らなかったアイツが悪い」

 この後も松本は、議論と真っ正面に向かうことはなく、謝罪するわけでも、正当性を主張するわけでもない、逃げのコメントを重ねていく。「今回、テーマがアメリカンポリスで、『ビバリーヒルズ・コップ』のエディ・マーフィーをやったんですよ。だから、流れとしては、全然唐突ではないんですけど……、でも、浜田が悪い」と、「浜田が悪い」なるフレーズを天丼にして笑いに変えながら、指摘されている問題の本質から話を逸らし続けていくのだった。

 そして、今後のバラエティ番組づくりに話がおよぶと、松本はこう切り出した。

「じゃあ、今後どうすんのかなって。僕らはモノマネタレントではないので、別にもういいんですけど、この後、モノマネとかいろいろバラエティ(番組)で、じゃあ、今後黒塗りはなしでいくんですね。はっきりルールブックを設けてほしい」

 この発言を聞いて、「やはり松本はなにもわかってなかったのか……」と思わざるを得なかった。

 この発言には、問題点が二つある。

 ひとつは、今回、ブラックフェイスが問題となっているのは「モノマネ」云々に事の本質があるわけではない。

 浜田のブラックフェイスが批判を浴びたのは、それが「単に顔を黒塗りにしただけで笑いをとる」といったものだったからだ。

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