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嫌いなジャニーズ1位木村拓哉がマツコに「覚悟ランキングだったら、オレけっこういくと思うよ」いったい、どの口が…

 そう。マツコの番組に出るというから何か起きるのかと期待していたが、結局、今回も、キムタクは最近のテレビ出演のパターンを繰り返しただけだったのである。

 SMAP解散の“裏切り者”イメージを払拭しようと、キムタクはこの間、いままで絶対に出なかったバラエティやワイドショー、ニュース番組に積極的に露出してきた。『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ)、『あさイチ』(NHK)、『さんタク』(フジテレビ)、『報道ステーション』『羽鳥慎一モーニングショー』『徹子の部屋』(テレビ朝日)……。そのときに必ずやるのが、「なんでもしゃべりますよ」という気さくさの強調と本音トークのスタンス。『報ステ』の富川悠太キャスターなどは木村に「打ち合せはいりません。なんでも聞いてください」と言われたという裏話をわざわざ明かしていた。

 しかし、実際には、解散の真相に斬り込んだ質問など誰もせず、キムタクもまわりのヨイショに乗っかって、結局、“俺さまトーク”を繰り広げるだけ。たとえば、『ミヤネ屋』では「宮根がどうしても聞きたかったあのこと」などと散々煽りながら、宮根が口にしたのは「サーフィンってそんなにいいんですか」みたいな質問だった。唯一、黒柳徹子が「解散して、その後どうなったの?」「(騒動の渦中)みんな会ったときはどういう感じなの?普通なの?」「普段は、仲がいいわけではない?」などと質問していたが、キムタクはまともに答えず、結局お決まりの『ONE PIECE』みたいな船と仲間のたとえ話に逃げるだけだった。

 ようするに、キムタク自身がひとり「おれ、こんな番組にまで出てすごいフレンドリーなトークだってしてるでしょ、新しいキムタクを見せてるでしょ」「話しにくい解散のことだって話してるぜ」と悦に入っているだけで、本音なんて何一つ語っていないし、新しいキムタクも見せてはいない。むしろ、いままで以上に周囲に気を使わせ、「木村さんがこんなことを話してくれるなんて」と無理やりよいしょをさせているだけだ。

 そういえば、今回の『夜の巷を徘徊する』でキムタクはやたらと “マツコが心配だ”と繰り返したていたが、これも同じだろう。

「すっげぇ心配なんだって、マジで。全部テレビ局の人たちが自分たちで言えネェなっていうことを全部、マツコに背負わせて、マツコだったら全部、番組内で一本背負いで全部、投げてくれるからって企画している」

「みんなが言えないことを『おう、任せとけ』って感じで言ってるでしょ? 思い切ってはいるけどセンシティブなわけじゃない? 攻撃的なものを求められているけど、線引きしてもいいじゃない」

 これって、マツコの過激なスタンスを心配しているようで(丸くなったいまのマツコにそんな心配をすること自体も完全にピントがはずれているが)、実は、“そんな過激な番組に出演する俺”アピールでしかなかった。

 おそらく、こんなスタンスでいくらバラエティに出演して、マツコや宮根誠司、さんま、黒柳徹子といった芸能界を代表する大物や司会者とトークを繰り広げても、そのイメージが回復することなんてありえないだろう。

 実際、発売中の「週刊文春」(文藝春秋)5月4・11日合併号の「『好きなジャニーズ』『嫌いなジャニーズ』」では、キムタクがダントツの“嫌いなジャニーズ”1位に選ばれている。しかも2位のNEWS小山慶一郎にトリプルスコア以上の差をつけてだ。ちなみに“好きなジャニーズ” 1位は元SMAPの中居正広。

 とにかく、ジャニーズ事務所や御用マスコミが強引な情報を垂れ流せば流すほど、そして露出すればするほど、逆にキムタクのイメージは悪くなっていく。

 そういう意味では、今回、キムタクはマツコから「あんたね、やっぱり解散のこと、きれいごとじゃなくて、きちんとなぜ裏切ったのか、話さなきゃだめよ」くらいのことを言われたほうがよかったのかもしれない。もちろん、すっかり芸能界の論理を身につけてしまったいまのマツコが、そんなことをつっこむはずはないのだが……。

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