安倍応援団文化人が阿鼻叫喚! 財務省解体論にスリカエる上念司に高橋洋一、沈黙の有本香と石平、小川榮太郎は「職員自殺は朝日のせい」、百田尚樹は切腹する?

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センセイ、朝日記者に切腹って言っておいてご自身は…(百田尚樹ツイッターアカウントより)


 本日午後、財務省が国会に“書き換え前文書”を提出し、調査結果を報告する。3月2日の朝日新聞のスクープから急展開を迎えたこの問題。公文書偽造という国家犯罪の発覚により安倍政権の大ダメージは必至だ。

 そんななか、気になるのは安倍応援団文化人のみなさん。なにせ、2日の朝日スクープの直後は「気をつけろ朝日の倒閣運動デマだ」「朝日の誤報で確定ですね」「朝日は証拠を出せ」などと叫びたてていたみなさんが、先週末、財務省が書き換えを認めると、ある人は財務省解体論にすり替え、ある人はいきなり沈黙したり、ある人は現実逃避を始めたり……と、次々に醜態をさらけ出しているのだ。

 彼ら安倍応援団の言っていることが、いかに政権擁護ありきのいいかげんなものか、今回もそれがよーくわかった。というわけで、連中がこれからコロコロ話を変えていく前に、親切な本サイトが紹介しておこう(とくに注釈がないかぎり発言の引用はTwitterアカウントより)。以下が、その劇的ビフォーアフターである!

■上念司(経済評論家)

【Before】
〈朝日新聞は手元にある証拠全部出して比較しないとダメでしょ。説得力ゼロ。証拠出せないのでわざと混乱させる書き方してるの?→ 森友文書、項目ごと消える 貸付契約までの経緯:朝日新聞デジタル〉(9日7時)
〈そうなんです。安倍辞めろ!ならいまが絶好のチャンスなのに出さない理由が分からない。だが、ちょっと待って欲しい。そもそも証拠を持ってないのではないか?〉(9日8時)
〈一連の文書問題はマスコミと野党によるマイクロマネジメントじゃない?このやり方が続く限り国政の停滞、遅滞は続く。その間に国際情勢も動くし、技術革新も進むよ。本当に国益を考えてない単なるアベシネ団だよな。誰の命令でやってるのか知りたいわ。〉(9日17時)

【After】
〈未確認情報ですが、財務省が書き換え認めるそうです。これで増税が遠退けばいいんですけど、、、。〉(10日20時)
〈諦めかけてた消費税増税凍結に薄日が差してた!!捏造報道かと思ったけど朝日新聞よくやった。これで増税止めたらファンタジスタ!むしろそっちの方がメリット大。〉(10日20時)


■百田尚樹(作家)
【Before】
〈【財務省「原本」写しと議員開示文書は同じ】えらいことになったなあ。「書き換えがあった」と書いた朝日新聞の記者、切腹するのかなあ…。〉(7日21時)
〈昨日の朝日新聞の一面にあった「森友記事」、三回読んでも、何が書いているのかわからない。
私はこれでも作家のはしくれで、文章で食っている人間だが、記事の内容が読み取れない。
もしかして、朝日新聞の読者だけがわかる暗号で書かれているのかな。〉(10日8時)

【After】
〈財務省が文書の書き換えを認めたというニュースが出た途端、「百田、お前が切腹しろ!」というリプライが殺到した。なんで、私が切腹せなならんの?〉(11日2時)

財務省に全責任を押し付け、政権の問題に全く触れようとしない応援団

■石平(評論家)
【Before】
〈朝日新聞が「森本文書が書き換えられたと確認した」と報じると、野党は一斉に騒ぎ出して国会が直ちに空転する。しかしそれでは今後、どこかの新聞紙が「疑惑を確認した」と一方的に宣しただけで、日本の国会機能が止まってしまうのである。そんなのはまさに、新聞ファシズムによる議会民主制の破壊だ。〉(8日13時)

【After】
 石平氏は10日から12日12時現在まで文書書き換え問題についての言及なし。日本のお城の画像をアップするなどしていた。以下はツイートの例。
〈今日は講演出張で北海道の釧路市に来ている。今夜は一人飯になるが、市内の居酒屋で地元産の生牡蠣と、宮城県塩釜市の銘酒である「浦霞」を注文して手酌酒。東北の酒は最高である。〉(11日19時)


■高橋洋一(経済学者)
【Before】
〈朝日が「確認」したという文書の画像を見たいな。画像がないと説得力がないのが朝日笑笑。取材先をいえとは言わんが。凄いスクープかヘェイクなのか→(社説)森友と財務省 事実を調査し、公表を:朝日新聞デジタル〉(4日14時)
〈これはオモロイ。朝日は何を報じたの?→森友文書:別文書に「特殊性」の表現 国会開示にはなし - 毎日新聞〉(8日15時)
〈これで朝日新聞はブツ画像を出さないと、同じ番号、同じ日付という説得力がなくなるなあ。早よブツ画像!〉(8日18時)

【After】
〈Z解体、消費増税なしという責任のとりかたがよろしい→森友文書の書き換え認める 財務省、12日に国会報告 | 2018/3/10 - 共同通信〉(10日20時)
〈もし佐川氏の指示ならばZ解体は必至。かなりおバカな国会答弁(トラブル随契だと価格交渉ありは当然)をして、その尻拭いを現場に求めたらダメでしょ。あと少しすれば、告発受理の結果がでるので、佐川氏は大阪地検から起訴されるでしょう。今確定申告時期だが、確定申告するのが萎えるな〉(11日9時)


■池田信夫(経済評論家)
【Before】
〈こういう混乱は朝日が「確認」した文書の写真を見せれば解決する。それができないのは、バージョンから内部告発者(?)が特定されることに配慮したのだろうが、その告発者も別の決裁文書に似たような「調書」が添付されていることに気づかなかったんじゃないか。挙証責任は朝日にある。〉(8日20時)
〈毎日の報道した資料では「12.本件の特殊性に鑑み」という表現が入っているが、これが和田さんの見た文書(4.までしか見えない)と同じかどうかは不明。すべて「調書」としか書いてないので、朝日の記者が混同した可能性がある。別の決裁文書だとすると「改竄」ではないので、朝日の誤報。〉(8日20時)
〈朝日は現物を見てないということかな。妙に自信のない書きぶりが気になります。〉(9日22時)
 なお、池田氏は「アゴラ」で「朝日新聞が見た「調書」は初期ドラフトではないか」という記事を9日に公開している。

【After】
 アゴラで11日11時、「森友文書「書き換え」疑惑についての訂正」という記事を公開。
〈おとといのアゴラの記事の私の推測は外れたようだ。昨夜からの報道によると、財務省は12日にも「書き換え」の事実を認めるという。まだ全容は明らかになっていないが、私が間違えた部分を取り急ぎ訂正しておく。
(中略)
 もともと森友問題は朝日だけが騒いだケチなサツネタだが、政権の対応は拙劣だった。事態はニクソン大統領が些細な盗聴事件をもみ消そうとして大スキャンダルに発展し、政権が倒れたウォーターゲート事件に似てきた。〉(「アゴラ」11日付より)

「職員を自殺に追いやったのは朝日新聞と反日野党」と言い出す応援団

■有本香(自称ジャーナリスト)
【Before】
〈常識で考えて決裁文書の原本は一つしかあり得ませんよね。仮にどこかで「書き換え」があったとしても、最終的に捺印され保管されていた原本は一つのはず。コピーが3種類あるなら、それらは下書きの類いか、偽物、あるいはそれこそ「改竄」偽装のため作られたコピーと考えられないでしょうか。〉(8日4時)
〈(文書が)複数種類あるということですよね。何というか、浅はかですね、(朝日・毎日)両社とも。もはや怒りよりもため息しか出ません。〉(9日0時)

【After】
 10日以降、文書書き換え問題についてツイートせず。12日12時現在まで〈橋下さん、ここで一気に安倍さんの責任にすることにしたか〉という一般ユーザーのツイートをリツイートしたのみ。


■石川和男(政策アナリスト)
【Before】
〈このままだと朝日新聞は廃刊級の大負けだな。
今のところ、事務手続上、財務省には非は見当たらない。(但し、別の意味での非はあるとは思うが…)〉(9日7時)
〈朝日新聞社と毎日新聞社が持っている書類と提供者名を全部さらけ出せば、全部わかるはず。
そんな簡単なことすらできないならば、単なる反政府煽動と思われても仕方ないでしょう。。〉(9日7時)

【After】
〈来秋の消費増税は無理になったかもしれない。 このままでは、国民世論も政権与党も『財務省の政策』を拒絶する空気が蔓延するだろう。〉(10日19時)
〈財務省解体論がまた再燃するだろう。旧大蔵省解体(財政と金融の分離)の契機は大蔵官僚不祥事だった。あれ、実は変だった。 財務省解体となると、歳入(主税)と歳出(主計)の分離しかないが、森友学園問題が契機になるというのもやっぱり変。 財政政策じゃねーし。(ま、できない相談かもな…)〉(11日11時)


■小川榮太郎(文芸評論家)
【Before】
〈ほほう、野党が勢いづくと国会正常化が遠くなるのか。そんなものは最早野党ではなく、国費を浪費し、国政をぶっ潰す犯罪者集団ではないか。
国民よ、いい加減気付け。一部マスコミと野党は、国民の生命財産、将来設計すべての最大の敵だということに。
放置すればするほど、日本国の寿命が目に見えて縮まるが、それでいいというのが日本国民の選択なの?〉(Facebook10日8時、毎日新聞の記事「佐川氏辞任 勢いづく野党 国会正常化遠く」に対し)
〈こんなことで「政権が窮地に」と書くマスコミが横行していることが、「日本が窮地に」追い込まれている何よりの証拠だ。
いつも著書、雑誌でも書き続けているが、国家の命運を分ける国政課題が山積している。
国民が「マスコミを窮地に」追い込むか、マスコミが『国民を窮地に』追い込むかの瀬戸際だ。〉(Facebook10日8時、毎日新聞の記事「安倍政権、窮地に 麻生氏に波及、与党も懸念」に対し)

【After】
 3月10日14時。「週刊朝日オンライン」の記事「佐川国税庁長官が辞任 森友疑惑でキーマン自殺「数日前に姿見たのに…」財務省に激震 安倍政権崩壊も」に対して、〈近畿財務局職員を自殺に追いやったのは朝日新聞と反日野党〉という意味不明なことを言い出す小川氏。
〈【悲しみ・激怒・憤怒】週刊朝日の記事を見て、この数年感じたことのないほどの激烈激甚な怒りを覚えている。誰もはっきり言わないなら、私が言う。近畿財務局職員を自殺に追いやったのは朝日新聞と反日野党だ。
(中略)
死を償えるだけのどんな安倍問題があったのか。どんな政権の不祥事があったのか。どんな日本国民の不利益があったのか。どんな国家的損失があったのか。
朝日新聞と森友追及をし続けた野党議員諸君にその答えを聞こうではないか。
朝日新聞渡辺社長、反日野党幹部諸君、私との公開討論に応じよ。
答えを聞こうではないか、あなたがたの追及がどんな国家的損失と政権の不正を暴き出し、どんな国民的な利益を齎したかを。
私は君たちを許さない、人間として。〉(Facebook3月10日14時)
 なお小川氏は11日0時になって、さすがに「職員を自殺に追いやったのは朝日と野党」と言ったのはマズいと思ったのか、〈私の先程の投稿は、朝日が主導した森友報道の重大な犯罪性を告発したもので、財務省という組織を免責するものではない〉と微妙に言い訳。が、続けてやっぱり〈いずれにせよこの件の本質が朝日のフェイク倒閣スキャンダルだということは、何度でも強調しておきたい〉と投稿したのだった。

「財務省はこんなことして何のメリットが…」と混乱を隠しきれない応援団

 いかがだっただろうか。もちろん、ここであげた安倍応援団はごく一部だ。しかし、あれだけ朝日のスクープに対して「誤報だ!」「ブツを出せ!」「切腹しろ!」と血気盛んに叫んでいた安倍応援団が、先週末には、財務省解体論に話をすり替えて全責任を押し付けたり、一転して黙りこくったり、あげく「近畿財務局職員が自殺したのは朝日のせい」などと理解しがたいことを言い出しはじめた事実は、しっかりと覚えておくべきだろう。しかも、かたちだけでも訂正をした人は池田氏などごくごくわずかだ。

 おそらく、今日の午後からテレビのワイドショーでも、八代英輝弁護士や北村晴男弁護士、国際政治学者の三浦瑠麗氏、そしておなじみ田崎史郎・時事通信社特別解説委員などのコメンテーターが、この期に及んだ政権擁護を展開するか、議論を必死にスリカエようとするだろう。ひょっとしたら、泥舟から逃げ出すかのごとく手の平を返すかもしれない。

 たとえば『ひるおび!』(TBS)では早速、八代弁護士がボロを出しまくっている。八代弁護士は6日の同番組でこんなことを言っていた。

「私はちょっと踊りたくないなと思っている部分がありまして。ようするに、改ざんされた文書が国会議員に開示されて、じつは改ざん前の文書があるんだっていうのは、誰が改ざん前の文書を見たことがあるんだ?ってところに立ち戻ると、朝日新聞の報道ですよね? 朝日新聞の報じていることにいま日本中が乗っかってるわけですけれども、その朝日新聞もひとつ躊躇してある」
「いま本当にこの文書があるという立証責任を負っているのは、僕は朝日新聞な気がしますし」

 ようは朝日に挙証責任があると言って、スクープした朝日のほうを問題視していたのである。ところが、今日の『ひるおび!』では、午後イチで文書書き換え問題の話になるや、八代弁護士は「そうですね〜、驚きましたね〜」とまるで生気を失ったような感じ。こんな言い訳をたれていた。

「私、その、こんなことをして何のメリットがあるのか、と。佐川前理財局長の答弁の整合性を保つことと、こういうことがいざ発覚したときのダメージ、だれか比べてみれば一目瞭然じゃないかと思うので、なかなかこんなことは考えにくいだろうなと思っていたんですが……」
「いままでの8億円の割引の問題というのはなかなか特捜部も本丸にたどり着けなかったんですね、背任の問題としては。今回この財務省を対象とすることで、こんなわかりやすい犯罪が明らかになってしまう。これをなぜ財務省がやったんだろうっていうのが本当に疑問なんですよね」

 いったい八代サンは誰目線でこんな「明らかになってしまう」なんて言っちゃってしまうのだろう。本サイトとしてはそっちのほうが「疑問」だが、いずれにせよ、今日の国会や報道は当然として、安倍応援団文化人たちの一挙手一投足にも熱い視線を注いでおきたい。

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