『ダメな私に恋してください』が好調な最強“肉食女子”深田恭子! 何人とつきあっても汚れない強度を見習え

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TBS『ダメな私に恋してください』番組サイトより


 深田恭子主演のドラマ『ダメな私に恋してください』(TBS系)が話題だ。金なし、彼氏なしのアラサー女子の恋を描いたコメディタッチなドラマである本作。その深キョンが「10代20代の頃より今の方が可愛い」と噂を呼び、先日放送された第6話では、ついに番組最高視聴率となる10.1%を記録。脇を固める、ディーン・フジオカ、三浦翔平とのやり取りも人気を博し、三浦演じる最上大地が、深田演じる柴田ミチコにプロポーズしたシーンが放送されると、Twitterでは「ダメ恋」「三浦翔平」「最上」といったワードが一気にトレンド入りした。

 このドラマの躍進の秘密は、なんといっても、アイドル女優だったかつてではなく、むしろ33歳の今の方がキャリア史上ピークの「可愛さ」を誇る深田恭子の魅力にあるわけだが、そんな深田は実は芸能界随一の「肉食系女子」としても知られている。しかし、『ダメな私に恋してください』でのぶりっ子演技に不自然さはなく、彼女に「スキャンダル女優」としてのイメージはほとんどないだろう。

 華々しい男遍歴を報じられながらも、深田恭子がスキャンダラスなオーラをまとわずに芸能界を泳ぎ続けてこられたのはなぜなのか? それは、彼女の中に、一見ふわっとした印象からは想像もできないほど確固とした「芯」があるからだ。

 どんなにゴシップにまみれても彼女が汚れることはなかった、その秘訣である心の「芯」とはいったいどのようなものなのか。当サイトで以前検証した記事を再録するので、是非とも読んでみてほしい。
(編集部)

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 芸能界最強の肉食女子は誰?と聞かれたら、みなさんはどう答えるだろう。人妻になってもなお佐藤健とお泊りデートをしてしまう広末涼子か、はたまたネット上で“ビッチ”の称号を与えられている長澤まさみか。

 いやいや。この2人なんて足下にも及ばない超肉食女優がいる。それは深キョン、深田恭子だ。1996年、14歳でデビューしてもうすぐ32歳になる深キョンだが、とにかく噂になった相手がスゴい数なのである。

 最初のスキャンダルは99年。彼女が17歳になった誕生日の夜、ジャニーズの重鎮・東山紀之のマンションを訪ねたところを「フライデー」(講談社)に撮られたのが始まりだった。 深キョンは小学校のころから東山に憧れていたというが、東山はガードの固いことで有名だった。それが98年に雑誌の対談で初めて会うと、16歳年上の大物芸能人をメロメロにさせてしまったのである。

 ところが、その騒ぎもつかの間、深キョンは翌年、別の男性とフライデーされてしまう。今度の相手は売れっ子脚本家の野島伸司。野島の超高級マンションを訪れる写真とともに、深キョンが週に3回も野島の部屋に通っていることが報じられた。

 だが、これもあっという間だった。その次の年、野島の脚本で『ストロベリー・オンザ・ショートケーキ』(TBS系)に主演すると、その相手役である滝沢秀明と熱愛が発覚。また、2003年には、ドラマ『リモート』(日本テレビ系)で共演した玉木宏から指輪をプレゼントされたと報道された。東山、野島と続いたことで“中年好き”という見方が定着したところに、一転、同世代の美少年アイドルやイケメン俳優との噂があがったことで、今度は“共演者キラー”と呼ばれるように。

 ところが、04年には意外な相手と「フライデー」される。なんと、くりぃむしちゅー・有田哲平との「お泊まり愛」を撮られたのである。2人がなかよくなったキッカケは『恋するハニカミ!』(TBS系)という芸能人デート番組だったらしいが、これまでのイケメンとはまったくちがうお笑い芸人とのお泊まりに「いったい深キョンの趣味はどうなってるのか」と、仰天の声が上がった。

 まだまだ続く。翌05年には、若手俳優・内田朝陽とマンションでお泊まりした後にペアルックで麻布十番の商店街デートをしている写真を「フライデー」に撮られ、06年には36歳のヘアメイクアップアーティストと高級スポーツジムの通っているところを「女性セブン」(小学館)にスクープされた。 

 その翌年の07年には、俳優の載寧龍二と、都内で焼き肉デートした後、深田の自宅でお泊りするのをスクープされた。そして、09年2月に、当時、まだ大学生だった“ハンカチ王子”斎藤佑樹との焼肉店での個室デートが報道されたと思ったら、同じ年に一転、「女性セブン」が清水アキラの息子・清水良太郎が深田のマンションに足しげく通っていることをスクープ。さらに、同年には、「東京スポーツ」が元XJAPANのYOSHIKIとの交際を一面で記事にした。

 なかには、結婚寸前といわれた相手もいる。3歳年下の俳優・五十嵐麻朝とは、10年に交際が発覚し、12年には「女性自身」(光文社)が焼肉店で彼を父親に紹介したと記事にした。ところが、今年に入ってその五十嵐とも破局。今度は人気イタリア料理店のオーナーであるベリッシモ・フラチェスコが彼女のマンションに通っていることを同じ「女性自身」に報道された。

 どうだろう、この数。しかも、名前のあがった相手のうち、真偽不明の噂レベルだったのは、斎藤佑樹やYOSHIKIくらい。ほとんどの相手とはツーショットで写真に撮られたり、詳細な目撃証言があったり、どちらかが交際を認めていたりするのだ。バレていない相手も含めると、その数は何倍にもふくれあがるだろう。

 しかも、驚かされるのは、その好みにまったく一貫性がないことだ。20歳近く年上の相手に、美少年アイドル、イケメン売れっ子俳優、年下の若手俳優、イカツイ顔のお笑い芸人、そしてイタリア人……。

 いや、報道されていないが、実は深キョンには女性との噂もある。有名なのが、華原朋美だ。深キョンが華原朋美にあこがれて芸能界に入ったというのは有名な話だが、06年にはあるテレビ番組で華原とのオノロケとしかいいようのない親密ぶりを告白したこともあるし、親しいヘアメイクに“私、朋ちゃんとヤッちゃった”なんて嬉しそうに話していたという噂まで出回った。また、加藤あい、鈴木亜美などとは、ある一時期、いつもべったりと一緒にいたのに、突然、疎遠になるなど、恋愛関係としかおもえないようなつきあい方もしている。

 実際、深田には“女性好き”の一面があるのは事実なようで、「VoCE」(講談社)14年5月号のインタビューでは「私はすっぴんが可愛い人を見ると嬉しくなります」と告白。さらには、「素肌の可愛さってあるじゃないですか。女優さんがメイクを落としたのを見たときとか、いや~、いいもの見たなぁ、可愛かったなぁ~って嬉しくなりますね(笑)」と、女性共演者に対して特別な視線を送っていることを明かしている。

 女性までターゲットになっているとしたら、その肉食ぶりにはただただ驚くしかないが、しかし、深キョンが真にすごいのはその数やバリエーションの広さではない。これだけいろんな男性や女性と噂になっていても、ちっとも「ヨゴレ」な感じがしないことである。通常、恋愛の噂のたえないゴシップ女王のようなタレントは、どこか荒んだ感じがつきまとうものだ。また、広末や沢尻エリカのように、一時期、奇行に走ったりうつ気味になったりということもよく起きる。

 ところが、深キョンからはそういう病みのようなものはみじんも感じられない。32歳になっても昔とほとんどかわらず、同世代の女優の中では圧倒的な透明感を保っている。

 この秘密はもしかしたら、彼女の男との付きあい方にあるのかもしれない。以前、あるバラエティ番組で深キョンは好みの男性のタイプを聞かれ、「忙しくない人がいい」と答えた。「私が仕事中心に生きたいから、男性には私中心でいてほしいから」と。

 つまり、深キョンは男に選ばれたり、遊ばれたり、合わせたりなんてことは一切しないのだ。自分から男を選び、男に求める。そして拒否されたり、飽きたりしたら、自分からあっさり捨ててしまう。まず自分。ふわっとした印象に騙されがちだが、かなり強い芯というものをもっているのだ。だから、どれだけ出会いと別れを繰り返しても、汚れないし、傷つかない。

 しかも、深キョンがさらにスゴいのが、多くのスキャンダル女優が30歳をすぎると急に結婚や出産という安定を求め始めるのに対して、そういうそぶりも全く見せないことである。

「GOETHE」(幻冬舎)14年10月号のインタビューでは「20代の頃は、自分も近い将来結婚するのかなと思ったこともありましたけど、最近は憧れも焦りもない状態。結婚したくないわけではないですけど、しばらくなさそうですね」と結婚の予定がないことを明言している。ああ、なんてカッコいいんだろう。最近、かびのはえたような貞操観念を押し付ける道徳教育を復活させる動きがあるようだが、こういう深キョンのような女性をこそ、道徳の教科書にのせるべきだ。

 という冗談はともかく、10月21日にスタートするTBS系ドラマ『女はそれを許さない』(毎週火曜午後10時)で主演を務め、自身初となる弁護士役に挑戦するという深田恭子。女優としての新しい顔を見せてくれそうで、とても楽しみである。
(酒井まど)

最終更新:2016.02.23 07:04

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