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鈴木亮平の裸がすごい! 写真集が即売り切れも納得の萌え度
『鈴木亮平 FIRST PHOTO BOOK 鼓動』(キネマ旬報社)
本日、最終回を迎えた『花子とアン』(NHK)。スタートから連続で視聴率20%超えするなど好調で、主人公の親友を演じた仲間由紀恵の再ブレイクを筆頭に、数々の出演者たちがブレイクした。とくに多くのイケメン俳優たちが登場しそれぞれにお茶の間の女性たちをキュンキュンさせていたが、なかでも大ブレイクしたのが、主人公である花子の夫・村岡英治を演じた鈴木亮平だ。
9月15日には、鈴木初のフォトブック『鈴木亮平 FIRST PHOTO BOOK 鼓動』(キネマ旬報社)が発売された。鈴木については既報のとおり、その肉体美が女子だけでなく2丁目でも絶大な支持を誇っている。今回の写真集ではヌードを披露しているということで、売れに売れている。Amazonでは発売初日に売り切れ、紀伊国屋のウェブストアでも「会員お一人様一点限り」という制限が設けられるほどだった。そんな『鈴木亮平 FIRST PHOTO BOOK 鼓動』には、いったいどんな写真が収録されているのだろうか。
まずは、やはり最大の見所であるヌード。真っ黒な背景やモノクロで撮影された見開き8ページにも及ぶ全裸の写真では、ひとつひとつの筋肉の陰影が綺麗に浮かび上がり、それこそ彫刻というか、一種の芸術品のような仕上がりになっている。とくに、首の後ろで手を組み、肘をあげて身体を伸ばした写真では、綺麗に割れた腹直筋だけでなく、大胸筋や横腹の腹斜筋までじっくり観察することができるのだ。
バックショットも、膝のあたりまで大胆に披露しており、『HK/変態仮面』で話題になったお尻も見ることできる。同作出演時は「原作から判断して変態仮面はお尻がプリッとしていなければいけない」「筋肉ムキムキでも、お尻は柔らかく見えないとかわいげがないし、萌えない」と語り、それを見事に体現して見せた鈴木。今回も相変わらずプリッとしたいいお尻をしているのだが、変態仮面のときよりは少し丸みが削ぎ落とされ、男らしさも加わっている。つまり、この写真集では、あのときとはまた違うお尻に出会えるのだ。
美しく、完成された肉体美もすばらしいが、少しくだけた様子のヌードもなかなかいい。シーツにくるまれて真っ白なベッドに横たわり、気だるげにこちらを見つめたり、うつぶせで顔をあげ、微笑む写真。同じヌードでもこれらの写真には、どこか甘さや柔らかさが加わり、先にあげたものとはまったく違った印象を受ける。同じ裸体で、ここまで違うのもすごい。
こうやってヌード写真ばかりを見ていると、鍛え上げられた腹筋や胸筋、プリッとしたお尻にしか目がいかなくなってしまいそうだが、そんなこともない。隠れていることやチラリと垣間見えることで、より惹きつけられたり、際立って見えることも多いのだ。たとえば、よく見ると七分丈のズボンから覗くふくらはぎが、引き締まっているけれど案外スラリとしていて細いということにも気づく。それに、胸元がざっくり開いたV字の白Tシャツを着ているときは、脱いでいるときよりも胸筋の盛り上がりや胸板の厚さが強調されているので、「あの胸に抱かれたら……」と妄想が膨らむのではないか。
現在公開中の映画『TOKYO TRIBE』では全編ほぼTバック姿だったが、監督の園子温も「ハダカも自分で散々、この映画で利用させてもらっていうのはなんだけど、だんだんチラリズムになってもいいよね。また、女性がうっとりしますね」と語っている。そもそもチラリズム自体も十分に魅力的なものだが、鈴木の場合はヌードを披露したうえでのチラリズムなので、見る側はよりリアルに妄想することができるのだ。たしかに、その強みを利用しない手はないだろう。
ここまでその肉体ばかりに注目してきたが、素の部分や内面がにじみ出た写真も多い。浴衣姿で組んだ腕を袖に入れ、木造家屋の庭に佇む様子には、彼の優しさや、知的な雰囲気が表れているし、縁側や畳の上で仰向けになり、天井を見上げて物思いにふける姿を見ると、彼のまっすぐさ、真面目さが伝わってくる気がする。また、タッパのある鈴木が体育座りをしたり、片膝を立てて座り、膝に顎をのせるような縮こまった姿をしていると、なんだかかわいらしくも見える。普段は落ち着いた大人の印象が強い彼だけに、草原に寝転がったり、指で四角形を作った手カメラ越しにこちらを見つめる笑顔、波打ち際ではしゃぐ姿など、無邪気な子どもっぽいところを見ると、そのギャップ、二面性に萌える女子も多いだろう。
実は同書では、彼と関わった監督やプロデューサーたちから見た“鈴木亮平”についても語られているのだが、『Seventh Code』の黒沢清監督も『TOKYO TRIBE』の園子温監督も、鈴木の持つ“二面性”に魅かれたと語っている。それゆえ『Seventh Code』では「一見、好青年ですが、実はいろいろと裏のある謎めいた男」という役を任されたし、『ホットロード』でも、鈴木が演じることで「優しいけれども、どっちかわからない妖しさ」があるトオルになった。そして、その二面性がこの本に収録されている写真にも表れているのだ。
鈴木は、本書の中で今後の目標として「NHK大河ドラマの主役をやりたい」とも語っている。変態仮面から村岡印刷さんまで演じ分ける幅の広さや、彼の持つ肉体派だけどインテリといった相反する二面性があれば、どんな役でも演じることができるのは間違いないが、もうひとつ期待したいことがある。大河といえば、最近は『八重の桜』で西島秀俊が、『軍師官兵衛』で速水もこみちが裸を披露し、話題になった。朝ドラで鈴木を見られるのは今日が最後だが、近い将来、今度こそ、大河では鈴木の裸を披露してほしいものだ。
(田口いなす)
最終更新:2018.10.25 12:37
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