秘密クラブ、洗脳、放射能…ディズニーランドの恐ろしい噂

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『ディズニーリゾート150の秘密』(新潮社)

 お盆休みでこの夏ピークの混雑ぶりという東京ディズニーランド。水しぶきをあげながらが踊るミッキーに歓声をあげ、炎天下でビッグサンダー・マウンテンに長蛇の列をつくり、夜は『アナと雪の女王』も登場するシンデレラ城でのプロジェクションマッピングに見入る……。夏休み終盤に向け駆け込み思い出作りで、ディズニーランドに足を運ぼうと計画している人も多いのではないだろうか。

 しかし、ディズニーランドには、“夢の国”のイメージとはほど遠い、恐ろしい噂がいくつもあるのをご存知だろうか。今回はその中から6つの噂を紹介、検証してみたい。


■(噂その1)ディズニーランドの批判をすると、消されるらしい■

「知ってる? 実はミッキーってさあ……な、何だ? だ、誰だ、お前ら、や、やめろ、うぐっ、ぐわあぁぁぁ、ガクッ」なんてことが起きるわけではもちろんない。だが、マスコミ内部でディズニーランドがタブーになっており、批判報道がことごとくもみ消されているのは事実だ。

 昨年秋、阪急阪神ホテルズで食品偽装が発覚し、社長が辞任する事態となったが、実はその5ヶ月前に、ディズニー施設内のレストランと東京ディズニーリゾートの3つのホテルでもほとんど同じような食品偽装が発覚していた。ところが、当時、ディズニーへの批判報道は皆無。5ヶ月後に阪急阪神ホテルズ騒動がおきた時もディズニーの不祥事を蒸し返そうという動きはまったくなかった。

 テレビ、新聞、雑誌にとって、ディズニーは広告の大スポンサーであり、情報番組や雑誌の記事をつくるうえでかかせない存在。さらにマスコミ関係者や有名人は「フリーパス」「マスコミプレビュー」「アニバーサルにご家族全員特別ご招待」など、さまざまな利権もばらまかれている。マスコミは批判報道どころか、ディズニーのいいなり。キャラクターの使用やパブ記事の内容にこと細かくチェックを入れられても一切さからえない、下僕のような状態になっている。

 中でも、TDLの運営会社と非常に密接な関係にある日本テレビ、読売新聞、そして、アトラクションのスポンサー企業でガイドブックをほぼ独占発行している講談社の三者はディスニーの宣伝機関と言ってもいいほどの関係だ。
 
 詳しくは、以下の記事で。
https://lite-ra.com/2014/05/post-63.html

■(噂その2)ディズニーランドには、政財界の要人専用の秘密クラブがある■

  秘密クラブといわれているのは、東京ディズニーランド内にある「クラブ33」。会員制の超高級フレンチレストランで、アルコール類販売が禁止の東京ディズニーランドで唯一、お酒も飲める場所でもある。
 
 だが、一般人はもちろん、この場所に立ち入る事は出来ない。一応、会員制ということになっているが、募集は公には行っておらず、会員のハードルはとてつもなく高い。政財界の要人やスポンサー企業幹部の推薦がなければ、絶対に会員にはなれないといわれている。

 しかも、この場所では、ディズニーランドの運営をしているオリエンタルランドが政財界の重鎮や、マスコミ界の幹部を接待する際にも使われている。今から十数年前、当時、オリエンタルランド社長だった加賀見俊夫氏が呼びかけ人となって、あるパーティがこのクラブ33で開かれ、その座席表がマスコミに流出した事があったが、そこには中曽根康弘氏、森喜朗氏、小泉純一郎氏、そして現首相の安倍晋三氏と、日本の政界を動かす政治家たちの名前がずらりと並んでいた。

 ちなみにこのクラブ33の場所は東京ディズニーランドのワールドバザール中央を左に折れたところにある。「33」とだけ書かれた扉は一般客には気づかれないような地味なものだが、扉のある部分を押すと、インターホンが現れる。

 詳しくは、以下の記事で。
https://lite-ra.com/2014/04/post-147.html


■(噂その3)ディズニーランドの地下には原子力発電所がある■

 原発事故以降、東京ディズニーランドが放射能線量の異常に高いホットスポットだという話がしきりにささやかれているため、やっぱり!と思った方もいるかもしれないが、これはウソ。むしろ、この噂は原発とディズニーの歴史から出てきた噂と考えた方がいいだろう。

 アメリカのディズニー本社は1950年代から、原子力発電所PRの旗ふり役をつとめ、世界各国への原発技術売り込みのために、『わが友原子力』というタイトルの原発PR映画まで制作していた。

 この『わが友原子力』は日本でも上映されている。広島、長崎の原爆投下からわずか十数年後の日本で、ディズニーが原発導入の世論作りへの地ならしの役割を果たしたのだ。『原発・正力・CIA 機密文書で読む昭和裏面史』(有馬哲夫/新潮社)によると、このとき同映画を後援して、テレビで放送したのが日本テレビだった。

 この原発コネクションは日本でTDLを運営するオリエンタルランドにも生きている。オリエンタルランドの歴代幹部は中曽根康弘はじめ原発推進派の政治家を支援しており、日本テレビとも非常に近い関係にある。

 そう考えると、ディズニーランドの地下が原発というのは、なかなか出来のいいブラックジョークといえるかもしれない。

  詳しくは、以下の記事で。
https://lite-ra.com/2014/04/post-147_2.html

■(噂その4)ミッキーマウスの“中の人”は大量にいる、しかも全員女性■

 TDRを訪れたとき満面の笑みで迎えてくれる、ミッキーマウス。ディズニーランドとディズニーシーで1日でも相当な数のショーをこなし、パークのいたるところで気軽に写真撮影もしてくれる。ぶっちゃけ、中の人はいったい何人くらいいるのだろうか。

『ディズニーリゾート150の秘密』(TDR研究会議/新潮社)によると、なんとミッキーマウスは東京ディズニーランドの「ワンス・アポン・ア・マウス」に出演しているだけでも最低6人はいるのだという。ほかのショーや、ディズニーシーも合わせれば、その人数はもっと多いかもしれない。

 しかも、著者であるTDR研究会議のメンバーがキャストに取材したところ、6人のミッキーマウスのうち5人は女の子だったというのだ。ミッキーマウスとハグしたり、握手したとき、その感触を思い出してみてほしい。やわらかな感触ではなかったろうか。もともと著者も、ミッキーマウスとハグした際の体の感触のやわらかさから、もしかして……と気になっていたというのだが、やはり!ということだったらしい。


■(噂その5)ディズニーランドのスタッフは全員洗脳されている■

 ディズニーランドで、ミッキーに負けず劣らずの笑顔を振りまいているのが、スタッフたち。ゴミ拾いも、客からのクレームにも、笑顔を絶やさない彼ら、実は“ディズニーの魔法で洗脳”されているのだという。
 
たとえば、上述の“ミッキーの中の人”の話。まあ、常識的に考えれば、何人かいないと、膨大なショーやグリーティングがまかなえるはずがないことは、大人ならいや、子どもだってわかることだ。
 
しかし、“ディズニーの魔法で洗脳”されたバイトはちがう。『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』(福島文二郎/中経出版)で、こんなエピソードが紹介されている。
 
ディズニーのミッションを叩き込まれたあるバイト女子は、母親から「ミッキーは何人いるの?」と問われた際、「何言ってるの。ミッキーは1人に決まってるじゃないの」と答えたというのである。小さな子どもに訊かれたのなら、まだわかる。子どもの夢を壊さないなんて偉い、さすがディズニーと言ってもいいかもしれない。しかし、相手は母親だ。中年の身内に対しても、この対応。あなたは、さすがディズニーイズム!と讃える気になるだろうか。この徹底ぶり、さすがに、ちょっと恐くないか?

 詳しくは、以下の記事で。
https://lite-ra.com/2014/06/post-41.html


■(噂その6)ディズニーランドのバイトはかなりのブラック■

 この恐ろしい噂については、近日中に入念な取材にもとづいたレポートをお伝えしよう。乞うご期待!
(編集部)

最終更新:2014.09.16 07:59

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ディズニーリゾート150の秘密 (新潮文庫)

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