りゅうちぇるが「男の家事」めぐり、さんま・一茂・良純と論争! 家事こなすりゅうちぇるに3人は“女性依存”正当化

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

第一子キラキラネーム批判にも、まっとうな反論

 こうしたりゅうちぇるの姿勢はいまも変わっていない。ぺこと結婚して以降、「パパになったらいまのメイクやファッションをやめるのか」などとしょっちゅう質問されているが、そのたびにりゅうちぇるは変わらず「かわいいパパでいる」と答えている。

 長男の名前を「リンク」としたときも、インスタグラムを通して「本当に子どものことを考えているならもっと真面目な名前にしてください」などという意見がぶつけられたというが、しかし、その名前は映画『ヘアスプレー』に登場し、黒人差別やルッキズムに染まらない人物として描かれたリンク・ラーキンに由来することを明かしつつ、強い思いを主張し続けた。

「人の名前でいじめるような子にリンクはしないし、僕たちも人の見た目や名前で人を判断する子には絶対しない。キラキラと言われても、リンクの中身を見て友達になって、愛してくれる子が現れるようにリンクを育てたい」(18年5月1日付ウェブサイト「eltha」より)

 りゅちぇるは、社会一般が考えるスタンダードな、男らしさ、夫、父親像などというものに、まったく興味をもっていない。自分らしくあり続けること、「異物」であり続けることで、「ふつう」を押しつけ「異物」を排除しようという空気に、自身の身を呈して、抵抗している。

 いまだに旧来的な男女の性役割を押し付けるような言説が日本のテレビでは跋扈しているが、りゅうちぇるには今後も空気を読まず自分らしさや多様性の大切さを発信し続けてほしい。

最終更新:2018.08.18 11:01

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

りゅうちぇるが「男の家事」めぐり、さんま・一茂・良純と論争! 家事こなすりゅうちぇるに3人は“女性依存”正当化のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。SHELLYりゅうちぇる明石家さんま石原良純編集部長嶋一茂の記事ならリテラへ。

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄