『ZERO』有働由美子のパートナーに浮上した青山和弘記者の御用っぷり! 安倍首相から電話で直接指示を受けていた

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『ZERO』有働のパートナーに浮上した青山和弘記者の安倍御用っぷり! 昭恵氏の「籠池夫妻はしつこくて大変」発言も隠蔽の画像1
青山和弘氏がメインキャスターになれば、『NEWS ZERO』は安倍首相応援番組と化してしまうかもしれない(画像は『NEWS ZERO』番組HPより)

 今年、NHKを退職した有働由美子が10月から日本テレビのニュース番組『NEWS ZERO』メインキャスターを務めることが発表されたばかりだが、さらに昨日、有働とともに日テレ政治部記者の青山和弘氏をメインキャスターにすることで調整中だと「スポニチアネックス」が報じた。

 本サイトでは、有働のキャスター就任とともに現在の村尾信尚キャスターが9月末で降板すると公表されたことを受け、村尾キャスターが安倍応援団化している日テレにはめずらしく安倍政権の経済政策に批判的なスタンスで、これまでもインタビューで安倍首相を不機嫌にさせたり、イラつかせることがたびたびあり、最近では安倍首相が日テレに独占出演する際も、『NEWS ZERO』でなく夕方の『news every.』のほうに出演するようになっていたことを伝えた(詳しくは過去記事参照)。

 世間の話題は有働のキャスター就任にばかり注目が集まっているが、実際のところは、ビッグニュースの陰で安倍首相に敵視されてきた村尾を外した、というわけだ。そして、もし青山をもうひとりのメインキャスターにするというのなら、このキャスティングこそが安倍首相対策であることを象徴しているだろう。

 というのも、青山といえば、本サイトでも事あるごとにツッコんできたように、解説と称して安倍首相の主張を代弁するだけの“政権の腹話術人形”でしかないからだ。

 なかでも、もっとも印象的なのは、2015年の安保法案の審議の最中、国会をサボって安倍首相が来阪してまで生出演した『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)での、青山の安倍首相の無批判な擁護だ。

 このとき青山は、憲法審査会で与党推薦だった長谷部恭男・早稲田大学法学学術院教授の違憲発言について「あれはたんなるキャスティングミス(笑)」と解説。そして、「今後の国会審議をどう見ていくべきか?」と問われると、こう言ってのけたのだ。

「たとえばこのあと、この法案が廃案にされては困りますので、うまくこう、巻き込んでいく」

「法案が廃案にされては困る」って、擁護するどころか、完全に安倍首相の目線が乗り移っている発言だ。安倍首相の応援団ジャーナリストといえば時事通信社特別解説委員の田崎史郎が有名だが、田崎と同様に、青山も安倍首相を降霊させて解説として電波に乗せる“安倍イタコ芸人”なのである。

 こうした青山の姿勢は、同じく2015年に出版した著書『安倍さんとホンネで話した700時間』(PHP研究所)にも顕著だ。

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