長谷川三千子と竹内久美子のセクハラ擁護がヤバすぎ!「オタクよりセクハラ男のほうが大切」「チンパンジーなら慰安婦OK」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

長谷川三千子、竹内久美子が、テレ朝記者をハニトラ扱いする卑劣デマ攻撃!

 音声データを直接聞いている「週刊新潮」とテレビ朝日の報道ではなく、記者のセリフを疑問形に歪曲した産経コラムからわざわざ引用し、竹内、長谷川両氏がそれに丸乗りして記者を嘲る。まったく悪質な印象操作以外の何物でもない。

 ようするに、どんな非論理的(ましてや非倫理的)な暴論であっても、捏造レベルの印象操作であっても、セクハラ次官を擁護して政権側をお助けできれば、「正論」サマとしては万々歳ということなのだろう。あまりに愚劣だが、実際、両氏の対談もこの手のトンデモの例に漏れず、「問題は騒ぐリベラルの側にある」という言いがかりに持っていこうとしている。

 たとえば長谷川氏に言わせれば、「昨今のセクハラ騒動に欠けた視点」とは「人物、人間力がうんと大きければ、そういう欠点は問題にならないほど小さなものになる」という「視点」だという。そして、「いま世の中がすべて『フェミニスト流』の発想に染まっている」ことが原因として大きいとしたうえで、このように述べるのである。

「つまり、女性は被害者だという考えから出発してすべてのものごとを見る。だから、気に食わない男に触られたらぶん殴ってやればいいのに、セクハラ被害だ、#MeTooだ、となる。しかもそれを男女平等の旗印のもと叫ぶんですから、矛盾もいいところです」

 ようするに言いたいのは「フェミニズムが諸悪の根源」ということだろう。この種の難癖はもう聞き飽きているので、相手にするのもバカらしいのだが、ひとつだけ言っておく。「セクハラとかMeTooとかつべこべ言ってないで嫌なら殴れ」と説教をするあなたは、どうかしている。

 殴ることができないのならば、セクハラを受け入れなくてはならないのか。その後もずっと心の内に閉じ込め、誰にも言えず、一人で苦しみ続けなければならないのか。そもそも殴ったらやめるのか。殴り返されるんじゃないのか。殺されるんじゃないのか。殴り返されなくても、言いふらされるんじゃないのか。明日からコイツとどうやって顔を合わせればいいのか。警察に相談しても大丈夫なのか。居場所がなくなるんじゃないか。仕事は続けられるのか。恋人には、家族には、なんて言えばいいのか。

 人間は、チンパンジーではない。セクハラは、動物的な「繁殖行動の延長」ではない。“人間の社会”における上下構造、たとえば雇用者と労働者、上司と部下、先生と生徒、ネタ元と取材者など、関係性における強者が弱者に対し、その立場を利用して性的な行為を迫るのがセクハラである。

「チンパンジーでは常識」と挑発するのは結構。しかし、私たちはチンパンジーとは違う。チンパンジー社会で生きることはできないし、努力してそうしようとも思わない。あなたがたはチンパンジーの群れに飛び込み、お山で一生を過ごせばよろしい。

最終更新:2018.06.06 11:05

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

長谷川三千子と竹内久美子のセクハラ擁護がヤバすぎ!「オタクよりセクハラ男のほうが大切」「チンパンジーなら慰安婦OK」のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。#ME TOO小杉みすず正論産経新聞竹内久美子長谷川三千子の記事ならリテラへ。

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄