事務所との「奴隷契約」に苦しむローラにバッシング報道が…なぜメディアは芸能プロの味方をするのか?

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メディアはなぜローラ側ではなく、芸能プロ側の味方をするのか?

 前掲「FRIDAY」ではローラの年収を5億円近くとし、そのことから〈「奴隷」というよりは「女王様」のような暮らしをしていることがわかった〉〈あくまで自分は搾取されていると言い張る彼女だが、この行動を見る限り、実際はかなり金銭的に余裕のある暮らしぶりのようだ〉と書き立てている。

 さらに、「FRIDAY」17年11月17日号では、彼女の代理人弁護士から各スポンサー企業に対して突如文書が送られてきたと報じている。その文書には、ローラとLIBERAの間の契約は「契約解除」というかたちで終了しているため、今後はローラ側に直接連絡してほしい旨が記されていたのだが、「FRIDAY」は〈かなり強い言葉で一方的な内容が書き連ねられている〉とその文書を批判。

 また、ローラの新事務所・MOKA BEAR立ち上げに際し彼女の双子の兄が代表取締役となっていることに関しても、〈過去、鈴木亜美(35)がそうだったように、親族が表に出てきて成功した例はほとんどない〉と批判的に紹介した。

 ご存知の通り、ローラの独立騒動についてはテレビのワイドショーではほとんど報じられることがなかった。

 LIBERAはバーニングプロダクションなどの大手系列ではないが、社長がかなり強面であるため、テレビ局はトラブルを恐れている面もあったという。また、このケースにかぎらず、テレビ局では芸能人と所属事務所の契約トラブルに関する話題を扱うことは一種のタブーとなりつつある。SMAPやのん(能年玲奈)の件を否応なく思い起こさせるからだ。

「所属タレントに対しローラと同じような奴隷契約的条項を突きつけている事務所なんていくらでもありますからね。それを批判すると、大手の事務所も暗に批判することになってしまう。だから、メディアはこういう問題をほとんど報道しないし、報道するときも『タレントのわがまま』というトーンになってしまう。ほとんどのメディアはタレントではなく芸能事務所側なんですよ」(ワイドショースタッフ)

 ローラとLIBERAの関係がどう転がっていくかはわからないが、双方が内容証明を送りつけあっており、訴訟合戦一歩手前だとする見方もある。実際、「女性自身」(光文社)17年11月14日号の取材に応えているLIBERAの担当者は内容証明をローラ側に送っていることを認めたうえで、前述したスポンサー宛の文書についても「このような文章をスポンサーに送るのは偽計業務妨害にあたる可能性があると考えています」と強い口調で非難している。

 状況を見ているかぎり、この独立騒動が「タレントのわがまま」などではないことは明らかだ。ローラがこのまま無事に奴隷的扱いから脱すること、そして、メディアがその邪魔をしないことを願うばかりだ。

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