必読! ヘリ事故のタイミングで掲載された沖縄がテーマのマンガ作品が話題に… この痛みこそ安倍首相は知るべき!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

「ビッグコミックスピリッツ」は参院選のタイミングに日本国憲法特集を企画

「ビッグコミック」はその翌年も〈時代のカナリア〉としての役目を果たそうとする企画を立てる。それは、「週刊ビッグコミックスピリッツ」16年7月18日号でのこと。ちょうど参院選の時期で、どう考えても「憲法改正」が争点のひとつであるのにも関わらず、安倍自民党は争点隠しに必死になっているところだった。

 その号では、浅野いにお、吉田戦車、高橋のぼる、若杉公徳など連載陣のイラストとともに日本国憲法の全文が掲載された小冊子を付録としてつけたうえ、グラビアページには、加藤夕夏(NMB48)、菊原結里亜(ひめキュンフルーツ缶)、小林れい(夢みるアドレセンス)、新井ひとみ(東京女子流)、新木こころ(LinQ・当時)、山木梨沙(カントリー・ガールズ)と、その年に18歳になり選挙権をもつようになったアイドル6人が登場。そのインタビューでは、日本国憲法を実際に全文読み通してみて何を思ったかを聞いているのだ。

 たとえば、愛媛県出身のローカルアイドル・ひめキュンフルーツ缶の菊原結里亜は、「法の下の平等」の理念に感じ入るものがあったと語る。そこには、女性として思うところがあったようだ。

「私が印象に残った憲法の条文は、第十四条です。法の下の平等。当たり前だと思っていることが憲法に書かれていることで守られているんだと驚きました。いじめや女性差別など、今も問題になっていることがたくさんあって、平等ってなんなのか改めて考えさせられました。普段から意識していないといけないことだなって」

 また、12年、13年と二度も日本武道館単独公演を成功させているグループ、東京女子流の新井ひとみは、より踏み込んだ感想を述べている。

「日本国憲法を初めて読んでみて、いいこと書いてあるなぁと思いました。
「第三章 国民の権利及び義務 第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」が特に気に入りました。表現することは自由で、憲法に守られているんだって。私も表現者のひとりなので、心強く感じました。後はやっぱり、第九条 戦争の放棄ですね。私は絶対戦争は嫌なんです。日本国憲法を守っていってもらいたい。だって、いいこと書いてあるんですから!」

 昨年の参院選に続き、街頭演説で安倍首相は改憲について一切言及していないが、選挙後は希望の党や日本維新の会などともに憲法改正に乗り出すことは明白だ。その際は、特定秘密保護法、安保法制、共謀罪で繰り返されてきた通り、異論をもつ者とはまともに議論をしようともしない、「数の暴力」を振りかざした強権的な国会運営がなされるのは確実だろう。

 漫画評論家の南信長氏は、前掲「ビッグコミックオリジナル 戦後70周年増刊号」のなかでこのように述べている。

「今や日本が世界に誇る文化となったマンガ。その発展は、戦後70年間、まがりなりにも続いた平和のおかげにほかならない」

 信念を貫いて〈時代のカナリア〉であろうとし続ける「ビッグコミック」系列漫画誌に拍手を送るとともに、彼らに続くメディアが続々と増えてくれればと願う。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

必読! ヘリ事故のタイミングで掲載された沖縄がテーマのマンガ作品が話題に… この痛みこそ安倍首相は知るべき!のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。ビッグコミックオリジナル比嘉慂沖縄戦編集部の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 是枝監督のカンヌ受賞作は貧困叩きへの違和感から
2 安倍の嘘を証明する文書を愛媛県が提出
3 のんが水木しげる全集に「戦争は本当にダメだ」
4 新潟県知事選で自公候補の“エセ県民党”ぶり!
5 安倍内閣が「面会確認困難」の閣議決定
6 弁護士懲戒を煽動のブログ「余命」の悪質
7 岸井成格が安倍官邸から受けた圧力
8 是枝監督「映画が日本に利用されてる」
9 松本人志『ドキュメンタル』のセクハラ
10 『かぐや姫の物語』は#MeTooを先取り
11 日テレ南京検証番組がネトウヨに徹底反論
12 美輪明宏が安倍と支持者を一喝!
13 パワハラ休職した社員にさらなるパワハラ
14 岩城滉一騒動で「在日」差別激化
15 NYTの直撃に山口敬之が卑劣コメント
16 安倍の改憲強行姿勢の裏で自民党と電通が国民投票対策
17 愛川欽也が「安倍に殺される」と
18 安倍が前川前次官の発言をでっちあげ
19 高畑勲監督との別れに宮崎駿監督は…
20 松尾と鴻上が芸能人と政治的発言に意見
1安倍が前川前次官の発言をでっちあげ
2岸井成格が安倍官邸から受けた圧力
3 安倍内閣が「面会確認困難」の閣議決定
4産経と杉田水脈が政権批判の学者狩り
5柳瀬氏答弁を京産大、愛媛県知事が批判
6かこさとしが安倍を「大本営の戦後版」と痛罵
7NHK岩田、櫻井よしこが「良い独裁もある」
8安倍の金正恩評価発言に極右勢力は? 
9麻生「改ざんは個人の問題」は鬼畜発言
10 新潟県知事選で自公候補の“エセ県民党”ぶり!
11のんが水木しげる全集に「戦争は本当にダメだ」
12日テレ南京検証番組がネトウヨに徹底反論
13是枝監督のカンヌ受賞作は貧困叩きへの違和感から
14星田、村本、博士がデモ批判に反論
15山本大臣が「加計ありき」で京産大に圧力
16石田純一「セクハラは今も昔もアウト」
17弁護士懲戒を煽動のブログ「余命」の悪質
18自衛隊関連組織が日本会議の改憲署名に協力
19柳瀬秘書官の参考人招致は嘘と詭弁だらけ
20安倍の嘘を証明する文書を愛媛県が提出