SMAP稲垣、草なぎ、香取の番組はやっぱり終了されてしまう! ジャニーさんの美談コメントやソフト路線は表向きだけ

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ジャニーズを忖度し、“独立=しばらくテレビに出られない”と当然のように報じる芸能マスコミ

 まさに、卑劣としか言いようのないジャニーズ事務所のやり口だが、しかし、スポーツ紙やワイドショーなどの芸能メディアは当然ながら、こうしたジャニーズの姿勢を一切批判しない。それどころか、前述したように、3人をテレビから干し上げようとしているジャニーズの露払い役をつとめている。

 なかでも気になるのが、こうした芸能マスコミが、独立したらテレビに出られなくなるのは当然、という前提に立っていることだ。

 たとえば、独立の第一報の際も、スポーツ紙には「稲垣、草なぎ、香取がテレビから消える」「独立後2年間は番組に出演できない、というのが業界の暗黙のルール」などと、3人がテレビに出られなくなるのが当然のような記述がおどった。

 中居の残留理由にも同様のことがいえる。解散報道時、多くのメディアが“テレビのレギュラー番組の多い中居は、事務所を独立すると多くの番組を止めることになり、それにかかわるスタッフも含め多くの人間に迷惑をかけることになるから断念した”と報じたが、その構造を批判するトーンはいっさいなく、むしろそれが前提になっていた。

 また、『バイキング』(フジテレビ)では、坂上忍が「中居くんほどでも、やっぱり独立するとなると、いったん番組やめなきゃいけないんだ」と問いかけ、芸能レポーターが「契約は、個人でなく事務所と結んでいるから、事務所を止めたら、番組も終わらなければいけない」などとしたり顔で解説するやりとりが放送されたが、この「契約は事務所と結んでいるから」というのは、今回、ほかのワイドショーでも盛んに語られている。

 しかし、これは真っ赤な嘘だ。『ブラタモリ』での草なぎ剛のナレーションを9月以降も継続することを発表したNHKは、その際にこんなコメントを出している。

「基本的には、相手の所属が変わっても、普通、仕事というのはそのまま引き継がれると思います。こちらで番組自体を、全然違うものにするということを考えなければ、制作サイドとしてはお願いしていく。相手がどこになるか、窓口がどこになるかは今後のことだと思いますけど、制作していく上では別に影響はないと考えています」

 要するに、「契約は、個人でなく事務所と結んでいるから、事務所を止めたら、番組も終わらなければいけない」などというのは、単なる芸能界の悪習を正当化するための詭弁にすぎないのだ。

 しかし、大手芸能事務所と癒着しているテレビ局で、芸能記者も、芸能人コメンテーターたちも、ジャニーズ事務所の顔色をうかがうのと同時に、芸能界の既得権益を守るために、この慣習に異を唱える者はほとんどいない。中居の相談相手が、みな一様に独立に反対したというのも、そのためだろう。

 マスコミのこうした空気をみれば、独立した3人がこのまま仕事を干されるのは目に見えている。そして、SMAPほどの大物でも、なかでも中居ほどの売れっ子でも抗えなかったことで、この芸能界の悪習はさらに強化されていくかもしれない。

 ただ希望があるのは、ファンたちの存在だ。『スマステ』終了報道でファンが抗議の声を一斉にあげたことは先に紹介したが、今回の独立報道でも、ジャニーズの狡猾な情報操作に騙されることなく、各局には番組存続の声が殺到しているという。実際、ファンの抗議があったことで、分裂騒動時のような露骨な圧力やネガティブ報道は現在できなくなっている。今後もファンが、3人が不当な扱いを受けないよう、抗議の声をあげ続ければ、もしかしたら3人を守ることができるかもしれない。

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