安倍政権の沖縄いじめの中『あさイチ』が基地に苦しむ沖縄の声を紹介! 井ノ原快彦は「沖縄の現実を想像しよう」

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「米軍に脅かされながら生きている」という声に番組は…

 また、宜野湾市は篠山にとっては母の実家がある場所でもあるのだが、彼が2年前にも取材した小売店を営む女性のもとを訪問。以前、その女性は基地への不安を示しており、篠山は昨年12月に起こったオスプレイ墜落事故のことが気に掛かっていたからだ。

 すると、女性は「うちの上空をこんなふうに飛び回っているから、怖いですよね」と変わらぬ気持ちを打ち明けると、こう続けた。

「でも、こういう気持ちって全然伝わらないみたい。歯がゆい感じがします」
「(いまは)復帰前と全然変わらない。つねにこういう状態、アメリカ軍に脅かされて生きるっていう」

 本土復帰前といまは変わらない──。この言葉を聞いた篠山が「ほんとうに復帰したと思えるとしたらどういうとき?」と尋ねると、女性は「ほとんどの基地が撤去されるときでしょうね」と答えた。

 いわずもがな、在日米軍専用施設のじつに約7割が沖縄県に集中している。それはすなわち、事故や事件といつも隣り合わせにあるということだ。篠山は「沖縄ではひっきりなしに軍用機が飛んでいる」「やっぱりこういう景色を見ると、沖縄の方が『不安だ』と言うのはすごくシンプルですよね」と言葉にし、柳澤も「一目瞭然」と同意していたが、その現実が、本土には伝わらない。

 なかでも、放送中に嘉手納基地の近くに住んでいるという20代の女性の視聴者から届けられたFAXは、生々しいものだった。

「基地の影響は飛行機の爆音だけでなく、ガソリン系の化学薬品の臭い、夜間に消えることのないオレンジの強い街灯。静かな夜はないです。先日は夜間にパラシュート訓練がありました。もし飛行機や人が落ちてきたら、ミサイルが落ちてきたらと考えていますが、ここで生活していくしかないのです。本土の方には関係ないかもしれませんが、こういう場所もあるのだと知っていてほしいです」

 だが、こうした声の一方で、同じく沖縄に住む20代からのFAXでは、「沖縄県民全員が基地反対運動をしているわけではない」「わたしたち沖縄の若者は基地があるのが当たり前になっていて、基地について何も思わない人も多いと思う」という意見が寄せられた。

 しかし、このFAXの意見に対し、柳澤は「45年前の復帰も知らなくて、復帰以降の沖縄の現実をひとつの前提として受け入れてきている」世代ではないかと述べ、沖縄の現実を掘り下げようとする。

「それ以前の沖縄戦の時代、土地をアメリカ軍に接収された時代を知っている年配の方とギャップもあるし、そういうところで沖縄の現実って、一言で『良い・悪い』と『賛成・反対』で括れない現実がある。そういうことがなかなか本土の人には伝わっていないんじゃないかなって想いが、(VTRの女性の)『歯がゆさ』という言葉の背景にはあるんじゃないかなと」

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