死刑確定、木嶋佳苗被告の「再審請求しない」発言の裏にあった母親との確執、そして裁判所への絶望

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“小菅ヒルズ”アピールの裏には、裁判所への絶望とあきらめが!

 しかしワイドショーはこうした実情を伝えないばかりか、佳苗被告が小菅拘置所を“小菅ヒルズ”などと称していることを“まともに受けて”クローズアップ。『バイキング』(フジテレビ)では司会の坂上忍が「こんないい生活なの!」と露骨な不快感をあらわしていた。

 だが、これらは佳苗被告の絶望の裏返しでもある。彼女は最高裁判決直前、前述「週刊新潮」手記のなかで、その心境をこう記している。

〈最高裁判決を前夜に控えた現在の心境をひとことで申し述べるなら、裁判所が真実を認める期待は皆無だから一縷の望みも持っていないということになります〉 

 手記ではこうした絶望に加え、〈私の死を誰よりも強く望んでいる〉母親との確執から、再審請求をしないとしている。しかし、判決直後の佳苗被告と面会し、その様子を掲載した「週刊朝日」(朝日新聞出版)4月28日号によると、その心境には変化があったようだ。佳苗被告が刑の早期執行を求めることに、親族らが反対していることを面会の際に告げるとこう話したという。

〈生きることを望む人ができたことはありがたいと思う〉

 佳苗被告は現在でも無罪を主張している以上、刑の早期執行など求めず、ぜひ再審の道を探ってほしい。死刑制度と冤罪の問題を考えるという意味でも、それは決して無駄にはならないはずだ。

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