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ASKA報道で宮根誠司が“謝罪”するもポーズだけ! 釈放後も開き直ってASKAをクロ扱いするワイドショー

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 覚醒剤使用容疑で逮捕した以上、尿検査だけでなく、毛髪鑑定が行われたと考えるのは当然だ。しかも1〜3日間といわれる尿鑑定検出に比べ、90日前の使用でも検出されるといわれるのが毛髪鑑定だ。起訴できなかったというのは、つまり毛髪検査ではシロだったということではないのか。だが、警察は毛根鑑定について「すでに釈放されていて、プライバシーに関わることなので、回答は控える」などと、その有無さえ“隠蔽”したままだ。

 加えて1度目の逮捕の際、ともに逮捕された元愛人には2度の毛髪鑑定が行われており、今回のASKAの逮捕でそれが行われなかったと考えるほうが不自然だろう。

 しかしワイドショーは最大の謎である毛根鑑定にほぼ触れることはなかった。確かに20日の『ミヤネ屋』では毛髪鑑定に言及していたが、専門家の若槻龍児氏らに「(毛髪鑑定は)覚醒剤を常用しているか立証するもの」「尿検査で陽性が出たからやらない」と説明されるや、宮根は我が意を得たりと言わんばかりに「毛髪検査は必要ないということですね」と警察の正当性を代弁する始末だった。

 本サイトでは先日、今回のASKA逮捕は警視庁組織犯罪対策部5課による冤罪事件、誤認逮捕だと指摘した。ワイドショーにはそんな発想はまるでないらしい。陽性反応の真偽、毛根鑑定の有無、誤認逮捕、冤罪など一切を検証することなく、問題を“お茶の入れ替え”にすりかえ矮小化した。しかもあくまでASKAは覚醒剤を使用していたことを“前提”にして、だ。

 しかし何度でも言うが、ASKAは警察が立証を断念し、検察も嫌疑不十分と判断し不起訴処分で釈放、つまり“無罪”となっている。

 そもそも一般刑法犯及び特別法犯(道交違反を除く)すべての事件の起訴率はたったの32.8%。つまり逮捕された7割近くが起訴されてはいない(平成27年版犯罪白書より)。

 ワイドショーに限らず、日本のマスコミは“逮捕”された時点でそれを大きく報じるが、しかしその後不起訴になったとしてもほとんどの場合、それを報じることはない。さらに“推定無罪”という近代法の基本原則に照らしても、今回の報道は異常なものだ。

 もっとも、『ミヤネ屋』を筆頭に、安倍応援団だらけのいまのワイドショーに近代法の基本原則や人権意識を求めること自体がそもそも「八百屋で魚を求める」ようなものなのかもしれないが……。
(伊勢崎馨)

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