流行語大賞決定でネトウヨがまた的外れ攻撃! ベスト10 に「アベ政治を許さない」「SEALDs」が入っただけで…

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 そして、やはり今年を象徴する言葉として選ばれるべきは「戦争法案」だったはずだ、と本サイトから選考委員会へ一言申し添えておきたい。
(編集部)

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流行語大賞への「安倍、安保批判が多すぎ」クレームは的外れ! 政治ワードは昔から、逆に風刺を許さない風潮が(2015/11/17)

 師走を間近に迎え、今年もユーキャンの「新語・流行語大賞」が話題となっているが、2015年のノミネート語に批判が巻き起こっている。それは「安保法に否定的な言葉が多すぎる」「政治的すぎる」というものだ。

 たとえば11月15日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ)では、元NHKのジャーナリスト・堀潤が「いまの安倍政権に対して批判的なキーワードがたくさん並んでいるのが非常に特徴的」と解説すると、MCの東野幸治やコメンテーターの松本人志は「I am not ABE」が入っていることを疑問視。それにつづけて石原良純が、
「対安倍に関して言うなら、1つや2つじゃない、出てくるの。なんで10個も並んでるのかなって不思議なんだよね」
 と言い、別の言葉に話題が移っても、ずっと不満げな表情を浮かべたままだった。

 石原だけではない。爆笑問題・太田光も、10日放送『爆笑問題 カーボーイ』(TBSラジオ)で、「安倍さん関係が多すぎるんだよ。安保関係が」「全部、安保関連だよ」「『早く質問しろよ』なんて別に流行語にしなくてもいいじゃない」と発言。また、ネットニュースメディアの「J-CASTニュース」も、この太田の発言を引きながら“政治色が強すぎるのでは”と記事にして取り上げている。

 ちなみにおさらいすると、今年ノミネートされた50語のうち、安倍政権および安保関連の言葉は、「1億総活躍社会」「I am not ABE」「切れ目のない対応」「存立危機事態」「駆けつけ警護」「国民の理解が深まっていない」「レッテル貼り」「早く質問しろよ」「アベ政治を許さない」「戦争法案」「自民党、感じ悪いよね」「シールズ(SEALDs)」「とりま、廃案」が入った。

 たしかに数は多い印象を受けるが、しかし、安保法の成立は今後の国家運営に深くかかわる重大な問題であることは明白だ。しかも、各社の世論調査でも過半数を超える割合の人たちが安保法制に反対し、さらには大多数が先の国会での成立は早急すぎるとして反対していた。つまり、候補に挙がっているのはいずれも世相が反映された言葉なのだ。

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