新文科相の馳浩は森喜朗のロボットだ! 新国立競技場計画でも巨額予算を擁護し利権化をサポート

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 そもそもプロレスラーだった馳氏が政界に転身したのは、同じ石川県出身の森氏から直々に要請されたことがきっかけだった。

 新日本プロレス所属時代、馳氏は海外遠征で多くの国に行き「その国の政治はその国の国民が決めるんだ」と痛感、また1995年4月に行われた北朝鮮・平壌でのプロレス大会「平和のための平壌国際体育・文化祝典」に出席した馳氏は、その思いを一層強く持ったという。のちに馳氏は、「フライデー」(講談社)のインタビューでこう明かしている。

「すると帰国直後に、森幹事長(当時)から電話がかかってきた。聞けば『地元・石川から参議院選に出馬しないか』と言う。運命かなと思ったね」

 北朝鮮を見て政界進出を決意、というのもよくわからない話だが、とにかく森会長からの直々の電話がきっかけで、政界入りを果たした馳氏。その後も森会長の庇護のもと、文科大臣政務官や文科副大臣を歴任しながら、森会長に付き従ってきた。

 両者がいかに関係であるかを物語るシーンがある。それは、2006年8月27日に開かれた馳の引退試合でのこと。

 この日、森氏は町村信孝元文科大臣(故人)を伴い引退試合を観戦していたのだが、馳氏の対戦相手であるヒール役のレスラーがマイクパフォーマンスで森会長をこう罵倒し始める。

「おい、そこの森! お腹の中、何か詰まってるね。あ? お金か?」「お前がそんなんやったからな、日本のこの俺が悪ガキになったんじゃ。カス野郎!」

 一方の馳は「そんなお前も立派な社会人になったのは学校の先生のお陰だろう、文部科学省に感謝しろ」とこのレスラーに説教。やがて、試合は場外乱闘に発展する。

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