ザハの新国立競技場は女性の「アソコ」? 同じデザインが繰り返される現代建築の病

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このデザインは本当にアソコに似ている……?(新国立競技場HPより)


 ようやく予算見直しの動きが出てきた新国立競技場案だが、ネットでは今も燃え続けている。巨額予算をごり押しした森喜朗元首相やデザイン案を決定した安藤忠雄の責任を追及する声はもちろんだが、一番盛り上がっているのが、ザハ・ハディドがデザインしたあの形状についてのネタだ。

「自転車乗りが被るヘルメット」「醜いプラダのバッグ」という指摘や、国立競技場をルンバやカネゴンの顔に見立てたクソコラが出回り、はては「森喜朗古墳」というハッシュタグまで……。

 しかし、一部の建築ファンの間では、こうしたネタとは別に「今回もまた、あれに似ているんじゃないの」という声が広がっているらしい。

「あれ」というのは、何かというと、ズバリ、女性の性器だ。何を馬鹿なことを言い出すのかとマジメな読者の方はお怒りかもしれないが、この記事の一番上に掲示されている新国立競技場の画像を見ると、縦長の楕円形をしたデザイン、中央に開いた穴……たしかにそんな感じがしなくもない。

 とすると、設計案の目玉となっているキールアーチは小陰唇ということか。2本で1000億円の小陰唇。当初案にあった南側に伸びる空中歩道部分は蟻の戸渡りという気もしてくるし、上部から見ると、陰核のような突起物も見える。

 自分の手を動かすことを厭わない読者はぜひこの新国立競技場の画像にペイントなどでモザイクをかけて見てもいいかもしれない。よりそれらしく見えてくるだろう。

 だが、今回、新国立競技場の設計案が女性器に見えるといわれる最大の理由は、ザハ・ハディドの過去の建築が原因だ。

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