百田尚樹がたかじん未亡人の代弁者になって娘を罵倒! その理由は?

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 しかし、結論からいうと、それはかなり難しそうだ。というのも、百田が出版社にとって最大のウィークポイントである“作家タブー”になってしまっているからだ。

「百田さんは人気作家として本を出せばベストセラー間違いなしですからね。『週刊現代』を発行する講談社からは『海賊と呼ばれた男』がメガヒットしていますし、『週刊新潮』(新潮社)では最近まで連載を持っていた。これまで未亡人を批判してきた『週刊文春』でも、もうすぐ百田の連載がスタートする予定です。これでは百田さんが出した本への反証、批判はできないでしょう」(出版関係者)

 いや、百田本への反証だけではない。百田はいまや、たかじんの未亡人のマスコミ代理人になっており、その結果、未亡人への批判そのものが難しくなっているという。

 実際、3ヶ月ほど前、さくらさんをめぐる遺産バトルの情報が「週刊文春」に持ち込まれたが、「文春」はそれまで2回記事にしていたにもかかわらず、今回は百田が関係していることがわかったため、記事化を断念したのだという。

「百田さんが圧力をかけたのか、『文春』が自主的に判断したのかはわかりませんが、『文春』は記事にするのを止めてしまったらしいですね。結局、情報は百田と関係のない光文社の『女性自身』に持ち込まれ、記事になったようですが……」(出版関係者)

 うがった見方をすると、未亡人サイドがこの本を百田に執筆させようとしたのも、こうした効果を見込んでのことのかもしれない。

 それにしても、百田のような売れっ子がなぜ、今回のような内輪の泥仕合にクビをつっこんで、本まで書く気になったのだろうか。『殉愛』によれば、「たかじんは百田尚樹さんの大ファンで、最後に読んだ本は、百田さんの『海賊とよばれた男』」であり、たかじんが遺したメモにも「僕の本をだすなら、百田に助けてもらう」と記されていたというのだが……。

「なんかその話はできすぎの気がしますけどね。ただ、さくらさんは『そこまで言って委員会』の出演者等にも個別に声をかけて会っているらしいので、百田さんに対しても『会いたい』とアプローチしたんじゃないでしょうか。さくらさんはかなり魅力的な人なようで、会うと、みんな気に入っちゃうらしいですから」(在阪テレビ局関係者)

 関西のテレビ業界では、百田センセイと未亡人をめぐって、信じがたいような噂もとびかっている。……が、それを書くと『殉愛』と同じタレ流しになってしまうので、今回はやめておくことにしよう。
(田部祥太)

【リテラが追う!百田尚樹『殉愛』疑惑まとめリンク】
★続報1 “たかじん旗”の奪いあいで百田尚樹と宮根誠司がバトル!
https://lite-ra.com/2014/11/post-622.html
★続報2 未亡人が芸能人にばらまく「たかじんメモ」に疑問続出!
https://lite-ra.com/2014/11/post-623.html
★続報3 未亡人の二股発覚!ほんとうにノンフィクションなのか?
https://lite-ra.com/2014/11/post-626.html
★続報4 百田尚樹、○○大丈夫かな?宮崎駿罵倒でまたも大ウソ!
https://lite-ra.com/2014/11/post-632.html
★続報5 見苦しい!未亡人の離婚歴認めた百田、言い訳嘘上塗り!
https://lite-ra.com/2014/11/post-639.html
★続報6 ついに訴訟…関西のテレビ局関係者に責任波及で急展開!
https://lite-ra.com/2014/11/post-652.html

★まだまだ続報たっぷり! 最新情報はこちらからチェック!→(リンク)】

最終更新:2015.01.19 04:33

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