野々村県議を見て思った。男が泣いたっていいじゃないか!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
nonomura_140715.jpg
野々村竜太郎公式ブログより


「この日本をぉぉお、あぅおぅ、世の中を………がえだいぃぃぃぃ!」

 野々村竜太郎・元兵庫県議へのツッコミが止まらない。そのレッドゾーンまでふりきった泣きっぷりが繰り返し笑われているのはもちろんだが、「中学時代のあだ名は“発作マン”」「学生時代所属していたコーラス部でストーカーの過去」など、真偽のほどは定かではない噂まで連日ワイドショーを賑わせ、ついに先日、議員辞職に追い込まれた。

 野々村議員が日本中からここまでいじられた裏には、やはり私たちの中に「大の男が人前で泣くなんてみっともない」という意識があるからだろう。
 
 果たしてほんとうにそうなのだろうか。たしかに私たちは小さい頃から「男は人前で涙を見せるな」と教え込まれてきた。だが、人前で泣くのは「文化的に考えても決して恥ずかしいことではない」というのは“涙活”の提唱者である寺井広樹氏だ。氏の著書『泣く技術』(PHP新書)によると、そもそも「日本では古来より涙は美しいものとされ、男性の涙に対しても寛容」だったという。

「たとえば『源氏物語』に出てくる涙の表現は『よよと泣く』『涙にむせぶ』『ほろほろ』などさまざまです。」
「『平家物語』では、平清盛はじめ武将たちも、「悲しみの涙」「憐れみの涙」「鎮魂の涙」「嬉し涙」等さまざまな涙を流しています。」
「本来、日本人は男女ともによく涙を流し、涙の表現をしてきたのです。」

 しかし、急激に近代化した明治以降、男の涙は否定的に扱われるようになった。歴史学の研究でも近代の徴兵制によって男女の役割が明確化され、軍事教育で実際に「男は泣くな」という教えが徹底されたことが「男は人前で涙を見せるもではない」という意識に大きく影響していることがわかっている。

 そして、寺井氏はこうした過去の呪縛を解き放ち、むしろ泣くことには「素晴らしい効果があるのだから、積極的に涙を流していい」と主張するのだ。

 その効果の最大のものとは、ストレス解消。人間の自律神経には身体や頭を活発に活動させる「交感神経」と、身体をリラックスさせる「副交感神経」があり、ストレス状態というのは交感神経が高まっている状態のことをいう。その緊張を緩めるには寝ることが最も効果的だが、涙腺が副交感神経のコントロール下にあることから、「起きている状態のまま、副交感神経を活発にできる唯一の方法が、涙を流すこと」なのだそうだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 義家弘介が便宜をビンセンと読み間違い
2 前次官会見で田崎スシローが失笑発言
3 前川問題で大恥、読売の政権広報紙ぶり
4 田崎史郎に自民党が政党交付金から金
5 官邸の前川証言潰し圧力に負けるな!
6 官邸が前川前次官に直接圧力の事実が
7 カンニング竹山、村本も共謀罪に反対
8 金塊容疑者の写真はNEWS手越だった
9 菅に日歯連から3000万円迂回献金
10 “菅官房長官語”の非人間性を証明!
11 NEWS手越と金塊事件容疑者が…
12 葵つかさが「松潤とは終わった」と
13 文春の前次官証言で官邸vsマスコミ攻防
14 安倍政権御用ジャーナリスト大賞
15 松本人志が「冤罪あっても」共謀罪支持
16 官邸が文科省前次官の実名証言ツブし
17 報ステ後藤謙次の安倍批判がキレキレ!
18 阿川佐和子結婚手記に不倫略奪婚は?
19 恵俊彰が田崎史郎を「政権の代弁者」と
20 空中分解KAT-TUNの暴露本が出版
PR
PR
1官邸の前川証言潰し圧力に負けるな!
2松本人志が「冤罪あっても」共謀罪支持
3文春の前次官証言で官邸vsマスコミ攻防
4『あさイチ』が基地に苦しむ沖縄を特集!
5共謀罪が衆院委員会で強行採決の暴挙
6安倍が朝日の加計学園報道をテロ認定!
7加計学園「総理の意向」文書は本物!
8佐野元春が共謀罪反対「治安維持法だ」
9加計学園疑惑に決定打、安倍側近が圧力
10文科省前次官の醜聞はやはり官邸の謀略
11 共謀罪に周防監督らも猛反対の声
13官邸が文科省前次官の実名証言ツブし
14義家弘介が便宜をビンセンと読み間違い
15室井佑月が共産小池晃と安倍答弁を分析
16加計に利権独占させた安倍政権の手口
17前川問題で大恥、読売の政権広報紙ぶり
18共謀罪強行採決もまだ希望はある!
19室井佑月が共産党に「ネトサポつくれ」
20ガンダム“生みの親”が安倍首相批判!
PR
PR

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底批判!「安倍政権に逆らう人が片っ端から逮捕される」

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」