新婚・宇多田ヒカルは"イタリア大家族"の洗礼に耐えられるか?

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宇多田ヒカル オフィシャルサイトより

【日刊サイゾー初出】(2014年5月)

 今月23日、イタリア人の23歳男性とイタリア南部の教会で結婚式を挙げた宇多田ヒカル。母・藤圭子の自殺から約9カ月、宇多田の悲しみを支えたであろうパートナーと幸せそうな姿を披露し、日本のファンは祝福ムードに沸いている。

 しかし、片やネット上では「離婚も早いのでは?」という気になる意見も。その理由は「宇多田が南イタリアの濃密な家族関係に耐えられるわけがない」というものだ。

 確かに宇多田も、夫の家族を「漫画に出てきそうな明るくにぎやかな大家族」と表現していたが、イタリアは家族の結びつきが強いといわれる国民性。前夫・紀里谷和明との離婚理由について「ひとりっ子の悪いクセみたいなのが爆発した」「彼の理想は(公私ともに)一体化することで、でも私はそうじゃなかった」と語っていた宇多田なだけに、ベタベタした家族は最も苦手そう。しかも、どうやらイタリアの家族関係のこってりさは、日本人が想像する以上のものであるらしい。その一例が、『テルマエ・ロマエ』で知られるマンガ家・ヤマザキマリのケースだ。

 現在はアメリカ在住のヤマザキだが、以前は夫の故郷であるイタリア北部で家族5人と同居。そのときの経験を「太陽の引力ぐらい強い力を持った人間たちの存在に、たちまち自分の中のエネルギーを吸い取られてしまうことになったのです」と、コミックエッセイ『モーレツ!イタリア家族』(講談社)で明らかにしている。

 ヤマザキの夫は典型的なイタリア人のイメージとはほど遠く、"むしろ英国風"のジェントルマンだというが、両親や祖父母、妹は個性が強すぎる"統一性のない家族"。中でも特に問題だったのが、姑の強烈な性格だ。

 いわく、姑は言いたいことをきっぱり言い、やりたいことはやりたい放題という"自由気ままなイタリア女"。そんな姑にとっては、ヤマザキの日本人らしい"奥ゆかしさ"が理解できない。たとえば、とある食事会に家族全員で呼ばれた際、用意されたご馳走を食べきれないと言えず無理して食し、帰宅途中にリバースしてしまったヤマザキに対し、姑は一言、「言いたいことを言わないなんて、カラダに悪いじゃないの!!」。さすがのヤマザキも黙っていられず、「一応受け入れようとするフトコロの広さを、イタリア人も見習ってもらいたいもんスよ!!」と日本人の美徳を説くのだが、「そんな甘えた理屈が通ると思ってるから、日本は外交がヘタクソなんじゃないか」と姑も追撃。さらには「あんたは何が出ても食べるってんだね!?」とたたみかけられ、意気揚々と「子羊の脳みそフライ」を食卓に上げられたという。

 しかし、そのフライは「タチウオの天ぷらのように美味」だったそうで、ケンカとしてはヤマザキが勝利したようだ。果たして、繊細な性格で知られる宇多田が、ヤマザキのように善戦できるか……心配ではある。

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