ディズニーランド、秘密のVIPルームに政治家やマスコミが!?

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東京ディズニーリゾート入口(「Wikipedia」より/mekarabeam)

【ビジネスジャーナル初出】(2014年4月)

 阪神阪急ホテルズに端を発したと思われている食品偽装問題であるが、実はその半年前の5月、東京ディズニーリゾート(TDR)内のレストランやホテルでも食品偽装が発覚していた。このTDRによる食品偽装、なぜかマスコミ各社はこれを大きく報じようとせず、TDRの不祥事が世間に知られることのないまま、葬り去られてしまいかねない事態になっていたことは、『なぜディズニーランドの食品偽装だけが批判されないのか?』で伝えた通りである。

 このTDRの食品偽装問題が、ここにきて新たな展開を見せている。

 11月23日付朝日新聞は、TDRが偽装公表からわずか1カ月後の7月1日に、食品偽装の詳細が記された「お詫び文」をHPから削除したことを報じた。そこには偽装に関する問い合わせ先電話番号も記載されていたが、それさえも閉鎖されてしまったという。TDR広報担当者は「報道されて情報が行き渡り、問い合わせも減ってきたため」と回答しているが、わずか1カ月で「情報が行き渡った」とは到底思えず、一刻も早くこの問題を葬り去りたいというTDRの思惑が透けて見える対応だ。

 朝日新聞の報道では、偽装隠蔽としか思えないような事実も明らかにされている。TDR内の「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」で行われた結婚披露宴で、メニュー表記と異なる食材が約3万人にも及ぶ客に提供されていたのだが、ホテルを経営するミリアルリゾートホテルズはこの事実を一切公表していなかったのだという。TDRは自社の起こした一連の食品偽装について、社長の謝罪会見もせず、利用客への返金は1000円などという、阪神阪急ホテルズと比較しても不十分な対応に終始しているが、偽装隠蔽とも受け止められかねない動きまでしていたことが明らかとなった。

 しかし、朝日新聞の報道以降、テレビ局のニュース番組やワイドショーは沈黙し、TDR追及の動きは広がりを見せていない。雑誌でも記事にしたのは唯一「週刊文春」(文藝春秋)が小さなコラムで紹介したくらいで、TDRはまたもや責任を追及されないまま逃げ切りそうな気配が濃厚だ。

「テレビと雑誌はTDRから莫大な広告をもらったり、取材させてもらっている関係で、悪口なんて書けない。TDRの不祥事が大々的に報道されることは、刑事事件にでもならない限りないでしょう」

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